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とある無口な夜に

作者: Soraきた

無口な夜

少しばかりのことでは驚かない

恋が生まれる予感がした


やさしさを比べた

昨日のものと今日のいま、

あなたといる夜と比べる


修正も訂正もできる無口な夜 

ある意味、自由なとき

罪作りな恋があったって

つい、認めてしまうくらいな夜


都合の良いように

勝手に創られた

悲しみもさみしさもすべて

受け止められるくらい

そんな無口な夜があった

ひそかに思いを寄せた

誰にも気づかれないように


恋の存在を忘れてしまった

恋をした、すぐそのあとに

優柔不断だから、と

自分を正当化した

それ以上は何も語らないでいよう

そんな無口な夜に


たどり着いた

その場所がある未来の姿だと信じて

ただ、ひたすら

まっすぐに

くり返し、くり返した

手元にたしかな恋ひとつ

残しながら






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