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神々が観る世界 神々に魅せる世界  作者: 朧華
5つの交わる世界
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幕間話 17~18日

なぜだろう

幕間の数がえげつない・・・。

アリス助けて・・・。

17日目

「さて、今日は仮拠点の畑や整備を一新しよう。」

「あれ?トラップ作ったから、トラップ地帯を作りに行くと思った。」

「まぁ、保存する倉庫を整理したいのもそうだが、そろそろ仮拠点を完成させたいからな。」

「本当に早いわね。」


 まず、畑の拡張と調整をした。区画分けされた畑は、一人でも十分管理しやすい広さに抑えつつ、よく錬成や料理で扱うヒロエラ、ペッパーリーフ、ハッカク、カラカラサツマ、レッドクローバー、ショウエラ、スフリッドウィロー、ジャガモ、パンプラン、カフェルルナ、ニンサ、変異植物からはボムベリー、ソルトライチ、スパークリーフ、スイシソ、ゴムローバーを植えた。また、その畑をコナの生け垣で囲うように挿し木した。


肥料玉

 コルヌラビットの内臓、骨と栄養価の高いレッドクローバー、コナを混ぜ合わせた肥料。変異植物の畑に使うものには粉々に砕いた魔石も混ぜている。


「さて、後は各植物で維持しないといけない環境もあるが、元々、この辺りで生息してた植物だし、そこまで気を張らなくてもいいかもな。」

「それでも、人手は欲しんじゃない?」

「人手が増えれば、その分、必要になるものがあるからな、効率を考えた上でもメリットが無ければ、一人で十分だな。」

「あんた、絶対元の世界で友達少なかったでしょ。」

「人との繋がりなんて必要以上には無駄なだけだからな。」


 次に仮拠点の幹部分の倉庫の整理に入り、室温での保温が必要な物、冷蔵での保温が必要な物、常温で大丈夫な物に仕分けた。


「それで、どうするの?それこそ、このお肉とかの冷蔵での保温が必要なやつ。いつもは川で少量ずつ冷やしているでしょ。」

「あぁ、冷やさないといけないのは、やっぱり川で冷やすしか無いが、燻製にする道具を作って、室温での保存を可能にする。後は、近くに小さめでも倉庫を作って、幹に保温が必要な物、外の倉庫はそれ以外で分けるつもりだ。」

「て、話し終わる前に動き出してるし。」



 ただ黙々と燻製器を作り出す。また、4畳程の広さで1m程の高さの倉庫を2つ作った。作り終わるころには月光とランプ、ランタンの光のみとなっていた。


簡易燻製器

 火属性のコアを用いた燻製器。コア1個で5回使える。


簡易倉庫

 簡易倉庫。職業を介して生成してないため、耐久性は低く、環境に対する耐性は皆無である。


簡易保温テント

 簡単に設置が可能なアルメルとラヴァファングの皮を用いた保温性のあるハンモック。職業を介して生成してないため、耐久性は低く、環境に対する耐性は皆無である。


簡易家具

 簡単に設置が可能な家具。職業を介して生成してないため、耐久性は低く、環境に対する耐性は皆無である。



18日目

「これで、レベル上げに集中できる。このあたりでのレベリングの方法も掴んできたし、しっかりと鍛えてから本拠点の候補地を探そう。」

「いや、この拠点で十分だと思うけど。何が不安なのよ。まだ、1ヶ月も経っていないのに、食住が安定しているじゃない。」

「いや、この仮拠点じゃまだまだだと思う。」

「あっそ、まぁ、好きにしなさいよ。」



 二人がラヴァファングのトラップ候補のポイントに移動すると、湊霞は作っておいたトラップを設置し始めた。ただ、黙々と用意をする。すると、バチンと大きな音が鳴る。


「お!掛かったか。」


 音の鳴る方に行くと足をトラップに囚われ、その場から動けなくなったラヴァファングが居た。


「よしよし、しっかり捉えているな。ラヴァファングは突進攻撃が危険だからな、移動を阻害するだけでもかなり狩り易くなる。」


 素早くその首を切り落とす。



 その後もトラップを設置、掛かったら討伐、その間はスキルの鍛錬に費やした。この日だけでラヴァファングを4体倒して仮拠点に帰った。



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