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神々が観る世界 神々に魅せる世界  作者: 朧華
源流からの世界
30/30

第2話 遭遇、そして

少なめですみません

ここのところバイトが忙しくて・・・。

541日

「これは、・・・。」

「・・・風?」


 仮拠点は数日続いている強風にあおられたのか、かなり悲惨な状態になっていた。


「裏の畑も使い物にならないな。これは拠点の方も何らかの補強しとかないとな。」

「でも、あんたは結構しっかり作ってたじゃない。」


 湊霞は、後の無駄を無くすため、簡単な仮拠点であってもそこそこ、強度のある作りにする。それでも荒れてしまっている仮拠点をみると、強風が吹き荒れていることがよくわかる。


「とはいえ、今回の目的は別だからな、このあたりで以前はたたかなかった魔物の討伐に入るぞ。」

「まずはアリ?」

「いや、アルメルソルジャーアントを狩っていた熊の方だ。」

「・・・聞いたことある。」

「ニシシ。以前、アリス様に聞いたことがあるね。確かバラウツボって植物があるとこだっけ?」


 湊霞たちがポイントに近づくと、以前のように複数体のアルメルソルジャーアントが統率の取れた動きで動いている。

 すると、耳をピンと立てた2m近い腕を持つ熊がのっそのっそと近づく。巨体を器用に草に隠している。


「聞いていた話しより遅いわね。」

「少し見とけ。」


 湊霞がそう言うと、熊がアントの軍勢の数mに近づくと次の瞬間にはアント達の中心に現れた。

 即座に反応したアント達は近接タイプが数体前に出て、残りのアント達は逃亡の動きをする。


「早い!?」

「・・・ギリギリ。」

「あぁ、レベルじゃ身体能力が上がらないとは言え、スキルも取って、そこそこ、知覚能力が上がった俺たちでも、ギリギリ視認できる速度だ。」

「なんなら、アリの方はわかっててもギリギリよ。あの数で来られたら流石に捌ききれないと思う。」


 ラヴァファングの速度に苦戦していた過去の自分が馬鹿らしくなる速度の世界が目の前には広がっていた。高速で腕を振るい、殿を務めているアントをなぎ倒す熊は、その身に少し淡い緑の魔力を纏わせている。


「多分、風よね。」

「・・・水も少し。」

「複合属性だろうな。動きは水、速さは風。身体強化メインのゴリゴリの近接型だな。」

「アリの方は土、というより金属かしら。」

「・・・火。」

「あぁ、アルメルソルジャーアントも複合属性だな。金属の外骨格を火の魔力で武器に変化させているみたいだな。」


 3人が観察していると、戦いが終わったのか。ソルジャーアントの亡骸をガリガリと頬張り始めた熊。金属の外骨格ごとその身を食べている。


「それじゃ、やるとしよう。前衛は俺がする。2人は遊撃を頼む。『創生回帰』『錬成』『硬化火炎盾』『硬化流水剣』『身体強化』」

「・・・『合成召喚』『契約:開』アクアラビィ、『共獣化』。」

「『身体強化』『戦いの舞(荒)』『鼓舞』」



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