なんで海に来た
「今日の参加は、神楽坂さんで最後だからよし行こー」
今日は、クラス全員で海へ行く予定だ。神楽坂さんが最後らしく今日来たのは、40人中36人この間のバスケ部君は来ていないらしい。
「おはよ、風見君も来たんだね」
「はい、一応来たんですけど何しようかとおもいまして。神楽坂さんは、海で何するんですか?」
僕は、今日集合場所の駅に着いてから気づいたらことがあった。クラスに葉大や颯みたいにすごい仲のいい人がいない事だ。
「そうなんだ、私も特に無いかな。でもビーチバレーとかやってみたいかも。ボールの貸出あるかな」
「活発ですね。まあ僕は、何か1人でできることでもやってますよ」
そんな感じで全員で電車に乗り、海へ向かう。途中電車の中から見えた海は、太陽の光が反射してキラキラ光っていた。
「よーし海に着いたな。みんな遊ぶぞー!」
海に着いたとたんクラスの陽キャ男子が雄叫びを上る。
「ここって更衣室あるのかな?」
「どうなんでしょうね…あそこのやつそうじゃないですかね?」
「あ!ほんとだありがとね風見君」
クラスの何人かは、下に水着を着ていたらしく既に水着の人も何人かいた。かくゆう僕も下に水着を着ていた。
「もう、12時か海の家は混みそうだしちょっと泳いでからお昼は食べようかな」
集合10時30分から1時間30分かかって海に着いたら、既にお昼時ではあるけれどお腹はあまり空いていなかったため少し泳いでから海の家で昼を食べることにした。
「泳げるかな?今年のプールの授業工事で無くなって泳げてないし」
僕は、泳げるほうかとゆうと人並み程度くらいで多分溺れることは無いだろう。
「よーし早速」
「ちょっと待って」
泳ごうと軽く準備運動をしていると、神楽坂さんに肩を叩かれた。神楽坂さんの水着は、柄なしの白い水着で特に目を引かれるのはやはり大きな胸だろう本人は、知ってか知らぬかその美貌と大きな胸で周囲の男の目を引いている。
「どうしました?」
「あのー日焼け止め塗ってもらってもいい?」
「なんで僕に?」
「いやーあのー、皆もう遊び始めてて。そこでたまたま一葵君をね見つけたから」
「別にいいんですけど、逆にいいんですか?僕が神楽坂さんの神聖な肌を触ってしまっても」
「なによ神聖って神じゃないんだから。あと別に一葵君なら触れるの大歓迎とゆうかなんとゆうか」
「まあ、いいならやりますけど」
正直後半もごもご言ってて聞き取れなかったけど、そんなことより学校内で天使とまで言われた神楽坂さんの肌を触るとは。とゆうか本人は自分が学校でなんて呼ばれてるのか知らないのかな。
「でもやっても背中だけですからね」
「はいはーいよろしくお願いします」
神楽坂さんから日焼け止めクリームを借り、クリームを手に馴染ませてから神楽坂さんの純白の肌に塗り始める。
「ひゃ❤ちょっ、ちょっと❤」
「変な声出さないでくださいよ」
「ご、ごめんくすぐったくて」
にしても神楽坂さんの肌は、程よい弾力があり僕のなんとも言えない硬い肌とはまた別のものを感じる。
「はい、終わりましたよ」
「このまま前も…」
「やりませんからね」
「はい。じゃあ私が一葵君に塗ってあげるよ。日焼けすると肌いたからね」
「やってくれるなら是非お願いします」
僕は、神楽坂さんのような扱いは受けていないしそもそも神聖もクソもないから大丈夫だろう。しいて言えばこの光景を見られたら呪いが飛んでくるくらいだろう。
「やったー。じゃあ塗るね」
神楽坂さんの手が僕の体に触れるこの間手を繋いだ時の感触とはまた別で、完全に触れ合っているとゆう感じではなく上半身を隅々まで見られている感覚に近い。
「一葵君の体結構ちゃんと締まってるんだね。部活やってる訳でもないのに」
「そうですかね。でも一応中学の頃は、バスケ部でしたし」
「それでこんなにいいからだになってるってことは、それだけ部活頑張ってたんだ」
「まあ、できるだけ頑張ってはみたんですけど結果的に1回もレギュラーメンバーに選ばれなかったんですけどね」
僕が今年部活をやっていないのは、僕のバスケに対する成長生がもうないと感じたからだ。それにほかの運動も普通くらいで別の運動部に入っても、同じ結果だと悟ったからだ。
「そう、もったいない。」
「まあ、とりあえず僕は挫折したんですよ運動に対して。もう終わりましたか?」
「う、うん」
「じゃあ僕は、泳ぎに行くのでありがとうございます」
少し言い方がキツかったかもしれない。機会があれば一応謝っておこうかな。
「焼きそばとあとかき氷、あんみつでお願いします」
「はいはーい少しお待ちお」
海で30分ほど遊んだ後、空いてきた海の家で昼食を取りに来たメニューは、浜焼き、フランクフルト、イカ焼きなどよくある海の家みたいなメニューだった。
「お待たせしましたー、焼きそばとかき氷です」
「はやいな。では早速いただきます」
結構な速さで届いた焼きそばに手をつける。具は、キャベツ、豚肉、もやし、紅生姜の上に目玉焼きとゆうような感じで、口入れると味の濃いソースの味が麺と全ての具によくがかかっていてほぼ具と麺の味はしないレベル。
「次は、かき氷を」
かき氷は、氷の上にあんこ、白玉、あんみつが乗っている和風かき氷的なやつだ。白玉は、しっかりとしたもちもち食感でやはりあんみつとの相性抜群。全て一緒に食べると完全な調和を果たし、舌の上で甘さの暴力を実感できた。
「ご馳走様でした。かき氷美味しかったな。ちょっと休憩してからまた遊ぼうかな」
海の家で舌鼓を打ったあとビーチに戻ると、クラスの何名かは見当たらなかったけれど何人かがビーチバレー、5人位の人達がビーチフラッグをやっていた。僕は、食後の休憩のあと1人で砂遊びでもしようかと考えていた。元から1人だったけど。
少しばかり投稿の仕方を変更するかしれませんご了承していただけると嬉しいです。
海の家とかいつか行ってみたいですね、海は行ったことあるんですけど海の家で食事とかしたことないので。
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