表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

はじめに

 人は時に、簡潔で論理的な言葉よりも、心にスッと落ちてくるような言い回しを好むものです。一つ例をだすのであれば、「他人の気持ちを慮らない人」というよりも、「冷たい人」と言う方が、パッとイメージできませんか? 

 言い回しや言語表現の技術、いわゆる修辞学レトリックというのは、こうした言い換えを意識的に行う技術です。人の心を動かすためだけではなく、分かりやすく意図を伝えることや、事柄を適切に理解する術を増やすことにも繋がるでしょう。人は言語を使わなければ高度な思考はできませんから。

 本稿では、そうした言い回しのtips、主要な修辞技法レトリックのうち、26の技法を四章に分けてまとめました。ちょっと言語表現に迷った時にご参照ください。一応形ばかりの章立てはしておりますが、伝統的な分類法に則ったものではないという点をご承知おきください。


❇︎ちなみに、言い回しの『道具箱』と言うのは、個人的な愛読書の一つ、『哲学の道具箱』をオマージュしたものです。


目次

はじめに

第一章:例えてみる

直喩シミリ

隠喩メタファー

共感覚法シネスシージア

【活喩と擬人法パーソニフィケーション

換喩メトニミー

提喩シネクドキ

【宇喩】


第二章:言い様を変えてみる

【くびき語法ジューグマ

誇張法ハイパーバリー

抑言法マイオーシス

曲言法ライトティーズ

対義結合オクシモロン

同語反復法トートロジー

【修辞疑問法(レトリカル・クエスチョン )】

暗示的看過法パラレプシス

婉曲語法ユーフェミズム


第三章:言い方を変えてみる

声喩オノマトペ

倒置法インヴァージョン

対句法アンティセシス

反復法リピティション

挿入法パレンシシス


第四章:語りを工夫する

列叙法アキュムレイション

逆説法パラドクス

漸層法クライマックス

諷喩アレゴリー

反語法アイロニー


おわりに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ