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セカイが変わっても  作者: マルネ
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脱出と旅路⑥

 進む途中散発的に魔犬が現れた。魔力吸収により魔犬に後れを取らなくなったミスラはそのすべてを狩った。力が増していく感覚をミスラは気持ちよく思っていた。

 

 「ミスラ、分かれ道があるよ。こっちにでっかい扉があって、もういっこは出口なのかな、風の流れを感じる。」


ミスラは王立学園で学んだダンジョンの知識を思い出す。ゲームのようなテンプレだが大きな扉の先にはボスがいる。そしてその先には大抵ダンジョンコアがある。ダンジョンコアは高額で国が買い取っている。モノにもよるが最低でも一年間は遊んで暮らせるほどの金銭がもらえる。分かれ道のもう一方が風の流れかわかるほど近いのなら恐らく二階層もないだろう。これまで現れた魔犬も一般的な初級者ダンジョンで現れる魔物だ。であればボスモンスターも初級者レベルである可能性が高い。


 「扉のほうに行こう。セス、強い魔物が出る可能性があるがいいかい。」


 「いいとも、いいとも。」

 

ミスラは慢心の音を立てて扉のほうへ向かう。



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