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ツトムの日記・大切な友人、ミリアへ。
僕の子猫ちゃん、ミリアへ。
……ねぇ、これ必要なの?
うん、まぁいいけど。
確かに不毛な戦いだったね。
僕もつい張り合っちゃった。
でも、これでミリアが僕の
お金目当てでもなく、容姿目当て
でもないのは分かったよ。
実はさ。
僕そういう友達いなくて……。
いつもそうだった。
お金ばっかり目当てで、僕と言う
ひとりの人格は否定された気がするんだ。
だから、僕もミリアと話すのはすごく
楽しいよ。
パパのパーティーでも、僕への関心は
僕じゃなくて、パパの財産目当てだったから。
……こんなこと言って、ゴメン。
ミリアなら、聞いてくれるかなと思って。
じゃあ、また返事待ってるね。
大切な友人。ミリアへ。




