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陰猫(改)のオリジナルや二次創作の短編

博麗神社夏祭り遅刻組"ブレドラムⅡ"

作者: 陰猫(改)

霊夢「今回は東方M-1グランプリ博麗神社夏祭りの漫才終了後に遅刻してやって来た"ブレドラムⅡ"のお二人の漫才を収録した物をご覧下さい。

 それでは"ブレドラムⅡ"です。どうぞ」


【ビビビュン!ビビビュン!】


【イントロ:始原のビート】


雷鼓「はい、どうも。"ブレドラムⅡ"でーす!」


【SE:ピアノ音】


ムラマサ「宜しくなー」


【SE:ギター音】


【イントロ:さ○よえる○い○丸】


雷鼓「それじゃあ、聞いて下さい!"ブレドラムⅡ"でーー」


ムラマサ「いや、漫才をしろって!」


【クスクス笑い】


ムラマサ「漫才しろ!曲もやったらいかん奴だろ!」


雷鼓「そう言いつつ、ムラマサの兄さんだって、ノリノリだったじゃないですか?」


ムラマサ「……ん。ちょっとな?」


雷鼓「でしょう?ーーだから、一曲行きましょう!」


ムラマサ「いやいや、お前に教わったの此処までだろ!?こっから先は知らねえし、出来ねえぞ!」


雷鼓「そこはアドリブでなんとかーー」


ムラマサ「出来るか!」


【クスクス笑い】


ムラマサ「ギターの知識なんざ殆どねえ奴にアドリブとか、やらせるな!」


雷鼓「はい。そんな調子に乗ってるムラマサの兄さんとね?」


ムラマサ「いや、調子には乗ってない!」


【クスクス笑い】


雷鼓「私ですけどね。宜しくお願いします」


ムラマサ「あいよ。改めて宜しくな」


雷鼓「ところでムラマサの兄さん?」


ムラマサ「ん?なんだ?」


雷鼓「兄さんって、再刃して新しい付喪神になった訳じゃないですか?」


ムラマサ「ん。まあ、そうだな?」


雷鼓「だからね?今度こそ、私を目上に扱って欲しいんですよ?」


ムラマサ「俺がお前を?」


雷鼓「ええ」


ムラマサ「また『ないわ』って引くんだろ?」


雷鼓「そんな事ないですよ」


ムラマサ「本当か?絶対だな?」


雷鼓「……」(引き)


ムラマサ「いや、引くな!」


【笑い】


ムラマサ「やってもないのに無言で引くな!」


雷鼓「だって、ねえ?」


ムラマサ「……まあ、前は自分でもあれはないと思ったがな?」


雷鼓「でしょう?」


ムラマサ「いや、でしょう?ーーじゃねえよ!

 そう思うなら、やらそうとするな!」


雷鼓「いや、でも、今の兄さん、イケメンな付喪神じゃないですか?ーーだから、お願いしますよ?」


ムラマサ「ーーったく、仕方ねえな」


雷鼓「私も呼び捨てで呼びますからね?」


ムラマサ「ああ」


雷鼓「小傘にも呼び捨てで呼ばせますからね?」


ムラマサ「構わん」


雷鼓「それじゃあ、私の事は雷鼓ちゃんと」


ムラマサ「ちゃんはねえだろ!」


【笑い】


ムラマサ「なんで目上に見て欲しいって言われているのに雷鼓ちゃんはなんだよ!?」


雷鼓「ムラマサの兄さんにさん付けで呼ばれるのは、ちょっと……」


ムラマサ「根本の問題か!」


雷鼓「ムラマサの兄さんはやっぱり、兄さんで」


ムラマサ「ああ。結局、戻るのな?」


雷鼓「私の事はいかずちちゃんとーー」


ムラマサ「艦○れじゃねえか!良い加減にしろ!」


雷鼓「ありがとうございます」


【拍手】

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