臨界点
今までの分を見返してみたら、以外にも面白かった。
そりゃそうだ。よくある話の詰め合わせ。てかSAOじゃんこれ。
展開と設定をなんとかしてSAOルートから外さねば。
さて、何故だろう。
考える。
(ナイフは狙ったように頚動脈を切断し、確実に死は手招きする幅もないほど近くに来ていた)
考える。
(イレギュラー、危険分子、ツリ目の男、白髪、長髪、漆黒の鎧、ナイフ、コンテニュー。。。)
考える.....時間はないようだ。
continueの文字のしたに、カウントダウンする数字がある
咄嗟に眼の前の文字に応える。
『YESSS!!!!!!』
こんなわけもわからずゲームオーバーなんて。。いやだ!!
『『要請は拒否されました』』
新たに現れた文字を見る、
「きょ.....ひ.....」
瞬間、痛みが走る。
首ではない、血は出ていない、内側からの想像を軽く絶する痛み。
「「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁあ"あ"あ"あ"あ"あ"っ"っ"!!!!!!」」
自然に叫びが漏れる。
「お兄さん!!大丈夫なのん?!しっかりするの!!!」
「もう....訳が..わから...な...い..」
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三途の川だ。。。
死んだんだな。こりゃ。
「!?...人の声。」
「なんだあの人、ハンカチなんて持って。」
「あ...あのぉ。」
「あーもうっ!こんな時に雨なんて最悪なのん!」
「あのぉ〜」
「ん...?みゃあっ!!?」
「驚かせてすみません..聞きたいことがあって...」
ここはどこで、自分はどこにいるのか、生きているのか、死んでいるのか、聞きたいことは山ほどある。
「先程から、なぜハンカチを?今朝はいい天気なのに。」
「ハンカチ...?あれ?ホントなのん!なんでだろう...」