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Angles-アングルスー

作者:朝紀革命
西暦2133年という年は人類にとって、大きな分岐点となった。

それはメキシコのシウダービクトリアという街に、黒い蛾のような形状をした謎の生命体が大量発生した事により全てが始まった。
『TV』と名付けられた謎の生命体は当時の兵器では全く効き目が無かった為、最も酷い時期にはメキシコを中心にアメリカ大陸の3分の1が甚大な被害を出した。
発生から5年後にTVを駆除する専用兵器『メシア』が誕生すると、同時にメシアを扱う専門組織『アマリリス部隊』が結成される。

アマリリス部隊の活躍によりTV発生から15年後の2148年に完全駆除が完了する。
しかし、その頃になるとアメリカ大陸に住んでいる人口はTV発生前の10分の1にまで減少していた。

そこから人類は100年をかけて社会を再建すると、ほぼ壊滅状態だったアメリカ大陸も徐々に復興へと歩み始めた。

そんな矢先に更なる問題が発生した。
TVが発生していた地域に再び戻り暮らしていた住民たちが謎の大量死に襲われる。
専門家の調査で有害物質が検出されると、国連が中心となりアメリカ大陸を世界から切り離す隔離政策が始める。
その政策の一環としてアメリカ大陸の3分の1を囲うように大きな壁が建設される。
そんなアメリカ大陸には避難できなかった者、自らの意思で残る者、そしてアマリリス部隊の全員が残った。

そんな世界が大きく2つに分離し、互いの情報が入らない状態で80年が経過していた――
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