神化完了
(進化が完了しました。)
「ん、知らない天井だ」
「おはようございます。マスター」
二度目の進化でも忘れずに定型文を言うシンリ、こういったものに憧れていたのだろうか。
「進化は完了してるか?」
進化が完了しているから目が覚めたのだろうが、念のため確認しておくシンリ。
「はい。完了しております。ステータスをご覧になってください。」
「了解っと…【ステータスオープン】」
さて、どうなっていることやら
――ステータス――
名前 鳳凰寺神莉 (シンリ・ホウオウジ)
種族 現人神
性別 ♂
レベル 1
HP 99999+
MP 99999+
物攻 99999+
魔攻 99999+
物耐 99999+
魔耐 99999+
俊敏 99999+
運 99999+
スキル
武術の極みlv._ 絶対鑑定lv_ 絶対隠蔽lv._ 縮地lv.10 身体強化lv.10 限界突破lv_ 空歩lv_
気配察知lv.10 魔力察知lv.10 気配遮断lv.10 全属性魔法(火・水・風・土・光・闇)lv.10
神魔法lv_ 神の威光lv_ 神化lv_
スキル統合lv_
ユニークスキル
経験値100倍 想像魔法 天才 神託(EX)叡智(EX)不老不死 絶対服従
称号
現人神 勇者 武神 賢者 パーフェクトステータス 人類最強 神王の器 #&_/¥€:の器
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「はぁ、またとんでもないことになってるな。
「意外と驚かないんですね。正直私は結構驚いてますけど。」
「いやまぁ、こんな事になりそうだなぁって気がしてただけだよ。」
「そうですか…まぁいいです。では、説明をしていきます。先ずは、ステータスからでしょうか?こればっかりは、私にも何故こんな高い数値になったのかわかりません。最高神様のステータスでも99999丁度なのに、マスターの場合、+が付いているため、それ以上ということなのでしょう。」
俺…最高神超えちゃったよ…
「次は鑑定と隠蔽が進化して絶対鑑定と絶対隠蔽になっていますね。これは種族が進化したと同時にスキルが進化したのでしょう。
空歩は縮地の進化スキルですね。
次は、神魔法についてです。威力こそ個神差がありますが、これは種族に「神」とついていたら誰しもが持つスキルです。
神の威光は、神力を体に纏って威圧するようなスキルです。
神化は、神力を纏い、ステータスに倍率がかかります。これも個神差があります。
次に、ユニークスキルに増えた絶対服従は、とても強力な自分の加護を与える代わりに、絶対服従させるというスキルです。人間にも使う事が可能です。
あと、何故加護が消えているのかというと、神になったため、自分と同じ位の者から加護をもらうことはできず、消えてしまったような形です。」
父さん母さん、俺、神様になりました。
「その通りです。マスター」
…はぁ、気にしたら終わりだな。と言うことで次は、ナヴィに詳しくスキルの説明をしてもらった。纏めるとこうだ。
絶対鑑定
どんな隠蔽が掛けられていても、絶対に看破する鑑定。
絶対隠蔽
どんな鑑定をかけられても、隠蔽した状態で表される。絶対鑑定には看破される。
空歩
空中に足場を作ることができる。魔力消費無し。
神魔法
神のみが使うことができる魔法。種類は色々あるが人を蘇生したりすることもできる。神力を使う
神の威光
神力を身に纏う。威圧よりも効果があり、ステータスに差がある程効果が有る。神以外はどんな者でも跪く。力を調節することも可能。
神化
神力を纏い運以外の全ステータスに倍率がかかるバフスキル。上級神以上の力を持つものが持てるスキル。神力が切れるまで持続する。
絶対服従
どんな者でも自分よりステータスが低ければテイムが出来る。テイムさせられた者はどんな命令も聞かなければならない。また、テイムした者には自分のステータスを分けて与える事が可能。
その他にも色々なものを共有する事が可能。テイムされた者は、加護がつく。
ふぅ…とまぁ、こんな感じだ。神になってからチートに拍車がかかってしまったなぁ。
まぁ、とりあえず先に進むしか無いよな。それじゃあ、また案内して貰えるかな?
「はい。では参りましょう、マスター」
「さくさくっと攻略して早く地上に出なきゃな」
そうして、神化を終えた俺はナヴィの案内でダンジョンを進んで行った。