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プロローグ ー嫌な予感。そして、異世界召喚…ー

現在小説の大幅改訂を行なっております。

そのため、話が繋がらない点等もございます。

完全に改訂が終了するまでしばしお待ちください。

ご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。


(2017/12/28)

俺の名前は鳳凰寺 神莉 高校生をやってる。俺は物心ついた時から様々なことに挑戦していた。まぁ、そういう家系だったからな。しょうがない。自分で言うのもなんだが、俺は昔から大抵のことは人並み以上にできた。勉強は勿論、武術に関しても、その道のプロを軽く凌駕するほどの腕前は身につけたつもりだ。そんな高校生活も中盤に差し掛かり、クラスメイトのみんなとも仲は良好。そんなこんなで高校生活を満喫していたんだ。

…あんな事件が起こるまでは。

***

真上には爛々と俺を照りつけて来る太陽、まぁ、それだけならいい、だが…今日は何だか“嫌な予感”がするんだ。

考え事をしているシンリに近寄る1人の人影。


「おっはよーシンリ!…今日は何だか元気がないように見えるけど…どうかしたの?」


こいつの名前は神無月 凛 。昔からの付き合いで、所謂幼馴染ってやつだ。毎朝一緒に登校している程度には仲がいい。流石幼馴染ってとこか、表情には出していないつもりだがバレてしまったようだ。


「あぁ、おはよう凛。なんだか今日は何かが起こりそうな気がしてなぁ…」


そう、今日は何だか変な気分なのだ、言葉で表すことは出来ないのだが…何故だろうか。何かが起こる気がするというか、なんというか…


「へぇ、まぁ神莉のいうことは大抵あたるからね…私も気をつけておこうっと」


「あぁ、確証はないが…頭の片隅にでも置いといてくれ」


***

それからはたわいのない話をしつつ、何事もなく学校に着いた。


教室の扉を開けると真っ先に俺の目の前に来る人影が…


「おはよう、神莉くん!…どうしたの?今日はなんか元気がないように見えるけど…」


朝イチだというのに元気に声をかけてきた美少女、こいつの名前は篠宮 香澄。高校から一緒になった女子だ。前にとある事件から救ってやったのだが…とまぁそんな話は置いといて、女という生き物は洞察力が凄すぎないか?


「…おはよう香澄。そうなんだよな。なんだか今日は嫌な予感がするんだ。」


そんな話をしていると、神莉に近づいて来る妙にキラキラしたオーラを身に纏った人物…


「やぁ神莉。君がいうなら本当に何かが起こりそうだね」


このキラキラエフェクトを身に纏うやつは天川 勇。名前からしてTHE勇者って感じだろ?まぁ俺も人のこと言えないようなキラキラネームなんだがな。そんな話は置いといて、こういう奴はモテるからクラスの中でも特に可愛い女子と付き合ってるってのがお決まりだが、こいつは昔から仲のいい女の子と結ばれたらしい。

純愛だな…俺?聞かないでくれ…前にこのことを話していたら「神莉は少し鈍すぎるんじゃないかな?」なんて言われた。何が鈍いのか、動きは鈍くないはずだが…と思いつつ未だに意味がわかっていない。


ーーガラララッーー


「おいお前らー、席に着けー」


昔のことを思い出していると、教室のドアを勢いよく開けて入ってきたのはうちのクラスの担任、谷原 愛美 先生。この人は可愛らしい名前とは反して、なかなか乱雑な性格の先生なんだよな。


「おし、じゃあ出席とるぞー」


どうやら出席を取るらしい、まぁ先生が来たことを考えれば当然か。

先生が出席を取り始めた瞬間、まるでそれが合図だったかのように教室の床が光り出した。


「床が、急に?」


「どうしちゃったの!?」


「何だこれ!?」


「み、みんな落ちつけ、ドアを開けるんだ!」


「わかってる、でもドアが開かないんだよ!」


「ま、窓も開かないよ!」


「おいお前ら!落ち着け!」


生徒たちの抵抗も虚しく徐々に光は強まっていく。

そんな喧騒の中、椅子に座り冷静に腕を組んでいる者が1人…


(この魔法陣は…術式からして転移用の魔法陣か?考えられるのは…もしかして勇者召喚?異世界に行けるのか?)


「シンリは何でそんなに冷静なのよ!」


凛の質問に答える事もなく、教室の中が魔法陣から出る光で埋め尽くされて………


この日、ある高校の生徒と教師が集団で行方不明になるという事件が起こる。


その事件は「集団神隠し」などといわれ世間を騒がす大事件へ発展するのだが…


それはまた、別のお話。


拙い文章ですが少しでも面白いと感じられたらブクマ、感想していってください

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