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第六話

次の日、美咲はギルドに向かうとリクエストボードを見ていた


「薬草採取に最下級の魔物討伐か・・・トーガの森はここのすぐ近くだし二つとも受けてみるか」

美咲は依頼書を取ると受付へ向った


「はい、《ユーナキ草十束の採取》と《フォルムウルフ二十匹の討伐》確かに受付ました。どちらも特に期限はありませんが取り消すと違約金として一件につき小銅貨3枚が発生しますのでお気を付けて」




************


トーガの森はキルデイーの王都•ヴェルズから東にすぐの所にある小さな森だ

小さい割に薬草などが豊富な為重宝されている森だった

しかしそれと同時に魔物も多く生息しており、一般人では薬草の採取もままならない森でもあった



「ユーナキ草は五つで一束。実質五十本で、フォルムウルフは何処にでも出てくる冒険者の入門・・・か。あれがね」


美咲の視線の先にいたのは大型犬を一回り大きくしたような大きさの魔獣だった


「薬草採取序でに討伐・・・と思っていたんだが思ったより早かったな」

さて、これが私の初陣だ・・・


慣れた手付きで太刀を抜くと一気に駆け、斬りかかった





「はぁはぁ・・・もう何匹斬ったのかも解らん・・・にも関わらず斬れ味が全く変わっていない。かなりの業物か」

漸くその場にいたウルフ達を討伐し終え、討伐部位である牙を抜いて袋に一纏めにすると、袋がパンパンになっていた


「ザッと四十は斬ったからな。次はユーナキ草の採取か。こっちもここじゃポピュラーのようだが・・・五十も一所にはないだろうな」


半日かけて森を周り、ユーナキ草を五十本採取し終えると偶々見かけた川の畔で土を洗い、五本づつに分けて束にしていった



「これで今日受けた分の依頼は終わったが・・・ん?ステータスが変化している」


Lv5

HP  75/90

MP  100/100

ATX 40

DEF 30

AGF 35

HIT 25

INT 50


《魔法属性》 特殊

《魔法》 御詞使い(ワードマスター)

・同族

・同時使用・・・同時に二つの事象を扱える。消費MP40


《称号》 巻き込まれた者



「レベルアップか・・・一気に四つ上がっているが、明日はもう少し強い相手と戦って・・・!?」


薬草をしまいステータスを確認していると急に悪寒が走った

直ぐに身を隠し、念の為《隠業》と唱える




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