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欠片の物語    作者: 東雲 無月
プロローグ
1/3

謎の少年、出会い

--何時かの何処かの悲しい悲しい物語--


 「ハァッ・・・ハァッ・・・」

もうダメだ・・・逃げられない・・・・


何十年か前正確には覚えていない、謎の黒い穴が世界中に出現してそこから化物が出てきた。そいつ等は人を襲い始めた、当初は各国が独自に応戦、殲滅を計ったがそのどれもが敗退を繰り返した。危機感を募らせた国々が足並みを揃え力を伴わせるに至るのは数年を費やしての事である。甚大な損害を被った各国が抱いた危機感の集積が、我々の属するガーディアンズを形作った。

ガーディアンズは黒い穴をブラックカーテン、化物をインヴェルスと名付けインヴェルスの強さごとにS>A>B>C>Dの階級を付けた。

当時の天才科学者達がインヴェルス達の奇怪な能力に今の人類では対抗出来ないと思い実験を繰り返しインヴェルスの細胞を人体に組み込み人にインヴェルスの能力を付与させることに成功した。そこから人類は各地でインヴェルスに勝利をおさめ始めた。大きなブラックカーテンは閉じていき大規模なインヴェルスの侵略はなくなっていった。

今では週に一回1,2体のD強くてCランクのインヴェルスが出てくる位の頻度になっていた。

だから油断してしまった・・・・

まさか自分が担当している地域にAランクのインヴェルスが来るなんて・・・

楽観視していた・・・

自分たちでAランク位どうにかなると・・・

甘かった・・・・

20人いた部下ももう皆死んでしまっている・・・

どうやら相手の能力は風を操っているようだ私のチンケな炎を掻き消せるレベルだ勝ち目がない・・

死を覚悟した・・・

その瞬間ッ!!後ろから怒号と共に何かが飛んできた!!

「うぉおおおおおっらぁぁぁあああああっ!!」

半袖のロングコートを来た少年がインヴェルスを吹っ飛ばした、素手で・・・

一瞬理解できずにボーッとしていたら

「おっちゃん大丈夫か?生きてる?おーい?」

少年が話かけてきた。

「おっちゃんじゃない!まだ33だ!ッじゃない、君は一体?」

反射的に返してしまった。まだお兄さんでいけるはずだ・・

「アッハッハ、33はおっちゃんじゃないのか!大丈夫そうで何よりだ、俺はPIECE(ピース) 初めましてだな、よろしく。」

「私はガンス・マドゥルクだ。よろしく。アジア支部戦闘防衛隊3班班長だ。見ない顔だな、所属は?」

ガタンッ!

奴だ!まだ生きていた!

「後でな!あれを倒してから!」

ズビョォォォォォォオオッ!

奴の風が彼を切り裂きにかかる。

一瞬彼が視界から消えた。

次の瞬間奴の体が砕けて消えていった・・・・

彼は一体何の能力を持っているんだ・・・・・

見当もつかない・・










徐の徐ですが呼んで頂けたらとてもうれしいです!!

処女作品なので至らない点も多いと思いますがよろしくお願いします。

次回は明日にでも更新しようと思います。

ご意見、ご感想を頂けたら幸いです。


tik8989@yahoo.co.jp

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