「ちょっと待ったぁ!」「おぉっと !ちょっと待ったコールです!」 で、煙に巻き、婚約破棄をぶち壊す
名前借りました
短いです
「アンペア!お前とは婚約破棄する!そして、ジュールと婚約する!」
とある夜会。
ダンスホールの真ん中で、声を上げる男ワット。目の前にいるのは、婚約者のアンペア。
ワットの腕には、浮気相手のジュールが絡んでいる。
ザワつく夜会の会場。
「ちょっと待ったぁ!」
そこへ、女の声が割り込んだ。
「おぉっと!ちょっと待ったコールです!」
どこからか、声が聞こえた。
「な…何だ?」
婚約破棄を宣言したワットが、驚く。
「貴方!その人は誰ですか!?私を愛していると言っていたのに!」
割り込んできた女オームが、叫んだ。
「え!?」
アンペアとジュールが、割り込んできた女オームとワットを見る。
「何を言っている!?」
ワットが叫んだ。
「私をこの国で1番愛していると言っていたのに!これはどういう事ですか?」
オームが金切り声を出す。
「「何ですって!?」」
アンペアもジュールも、金切り声を出す。
「何なんだお前は!?」
男が、頭を抱えた。
「酷いわ!あんなに愛し合ったのに!」
オームが、涙をこぼした。
「最低!」
ジュールがワットを睨む。
「違うんだ!誤解だ!あんな女知らない!」
ワットは、ジュールに弁解しようとした。
「酷いわ!必ず結婚しようって、指輪までくれたのに!」
オームは、ハンカチで目を押さえた。
「え?ちょ…待って…本当に誰?」
アンペアとジュールと、周囲の冷たい目線に怯むワット。
「「さようなら」」
ジュールも、アンペアも、呆れて帰ってしまった。
「待ってくれ…!」
ワットは呆然と立ち尽くす。
「酷いわ!酷いわ!私の事捨てるのね!」
オームは、泣きながら出ていく。
「え…?ちょ…」
ワットは、途方に暮れた。
周りの貴族達は、相変わらず冷たい目で見ていた。
ワットが、社交界から締め出されたのは言うまでもない。
ちなみに、乱入者オームは、婚約破棄されたアンペアに雇われていた。
ワットが浮気をしていて、婚約破棄を計画しているのを察知して、お返しをしたのだ。
その後、アンペアは、新しい婚約者と幸せに暮らした。
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