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【あとがき】第四章 アレが来る!③ラグナロク中止のお知らせ。

本編「オレ、オーディンになったらしい。〜ラグナロク不可避⁈ もうすぐフェンリルに食われることになってるんだがどうすりゃ回避できるんだ?〜」(N7288LN)の各エピソードで使用したネタとその解釈なんかを書いています。

まずは本編をお楽しみください。

■ラグナログ:原典とオレオー本編の違い


 ストーリーを変えたのにヤツらはやっぱりやってくる…

 東雲オーディンの努力虚しくラグナログは始まってしまいました。が、無事回避! いやいや、東雲オーディン、よくがんばった!

 ってとこなんですが、原典とオレオー本編のラグナロクの違いについてお話しましょう。

 まずオーディンが槍:グングニルを持っていない。なんでも北欧神話では、オーディンがグングニルをブン投げるところから戦争が始まるそうで。鏑矢みたいなもん? でもそのグングニルをフレイにあげちゃってますからね、原典史実通りには話が始まらない。原典ではフェンリルへ向けてグングニルをブン投げるそうです。しかしフェンリルがとても大きく育っちゃったので全然効きません。そしてぱっくり。これでオーディン終了。しかしオレオーではグングニル投げないのでフェンリル君もまだ話を聞く余地があった模様。なにより一旦は「オーディンを食べない」と約束しているので食べるまでにはワンクッションある。だからロキと話し合いをする余地が生まれた。そして解決へ…なのですが、もう一つ、大きな違いがあります。

 これはCopilotにまとめてもらった原典ロキ軍の構成。


ロキ(総大将)

├─ フェンリル(対秩序兵器)

├─ ヨルムンガンド(対世界兵器)

├─ ヘル(死の隊長)

│ ├─ 死者の軍団(私兵)

│ └─ ガルム(番犬/私兵)

└─ スルト(炎の隊長)

└─ ムスペルヘイムの軍団(炎の小隊)


 一番大きいのはスルトとムスペルヘイムの軍団がいないこと。彼らの分類はヨトゥンになるので、オレオーのロキ軍にはヨトゥンが入っていないということに。そして何よりラグナロクの大トリはスルトの炎による世界全焼却。スルトが同行していない以上、世界を焼くことができません。ロキの方でどういう手違いがあったのかは知りませんが、ともかく「最終兵器」が戦場にいない以上、たとえアース神族がフェンリル君にぱっくりもぐもぐされ、ヨルムンガンド君の毒ガスで死に絶えるとしても、世界は滅びずに済む。よってラグナロク=世界の終焉とならず、地域紛争程度で済む、ということに。

 「ロキ側の手違い」があるとすると、「なぜ?なに?オレオー!」の「ロキの口論」で書きましたが、原典ではロキの口論は「世界が炎で埋め尽くされる」と捨て台詞を残してロキは去っていくところで締めですが、オレオーではそれを言っていない。オレオーのロキには世界を焼き尽くすという頭がなかった可能性があります。ちなみに「なぜ?なに?オレオー!」の「ロキの口論」で書いたもう一つの奇跡とはこの捨て台詞を残さなかった点で…実は捨て台詞の件を私が忘れていたから…おかげで世界が救われました。まさに奇跡!


■ラグナロクの動機、最短解法


 オレオーではロキがラグナロクへ踏み切る理由をドラマチックな方向で進めていますが、以前もほのめかしてますが、実はもっと簡単にロキがラグナロクへの道を選ぶ、最短解法を考えてあります。これは原典でも使えるネタ。

 それは


「ロキは自分の子供たちの処遇を知らされてなかった」説


 原典では災厄三兄妹の処遇をロキが知っているのかいないのか、不明なんですよね。でも知っててキ○タマ綱引きとかやってたらあまりにもロキがアホすぎる。そこで、ロキもアース神族に騙された側だったのでは?と考えてみました。オレオー本編のようにロキの子供たちは次々とアースガルズへ連れてこられ、でも「適切な場所で楽しくやってるよ」とか、ロキには伝えられていた。ロキはそれを信じていたんだけど、「バルドルの死」の前あたりに真実を知ってしまった…許せねぇ!→手始めにバルドル殺る!→ラグナログ、と。筋は通ってると思うんですが、いかがでしょう?

 この説で本編を書かなかったのは、こっちだと文庫本1冊分のページ数が埋まらない(笑)たぶん半分行かずに終わっちゃう。何よりいくら東雲でもこのロキの怒りを止められないでしょう。ならばフェンリルにぱっくりいかれちゃうのは避けられない。タイトル詐欺になってしまうので却下となりました(笑)

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