【あとがき】第三章「結び留める者」⑬⑭アングルボザの窓⑦「ヘル」、アースガルズの景色③ヘル
本編「オレ、オーディンになったらしい。〜ラグナロク不可避⁈ もうすぐフェンリルに食われることになってるんだがどうすりゃ回避できるんだ?〜」(N7288LN)の各エピソードで使用したネタとその解釈なんかを書いています。
まずは本編をお楽しみください。
■『災厄三兄妹』の出生について
ヘルは半身が普通の人、半身が死体のよう、と形容されています。左右がどっちかは分かりませんが、キカイダー状態、と考えれば大体想像通りなのかな、と。
さて、ここまでスルーしてきましたが、災厄三兄妹はいかにして生まれたのか? これがですね、原典では記述がないのです。やっぱり結果しか言わない原典ですので、「オオカミ生まれた」「ヘビ生まれた」「キカイダーもとい、半身ゾンビが生まれた」しかない。このあたり、Copilotと綿密に打ち合わせました。まずそれぞれ狼などの生体の形で生まれたとして…大惨事よね。まずアングルボザの恐怖感がハンパない。もう、フェンリル産んだ時点で第2子って考えないだろう、と。そこでCopilotが提案してきたのが、生まれたときはヒトの子だったけど、成長と共に姿を変えていった、と。 …おお…それは思いつかなかった。そしてそれは納得のいきやすいアイディア。うーん、私の担当さん、優秀。さらにフェンリルたちは成長が著しく早かったそうです。ということはヒトからそれぞれの形態へ変態していくのも早かったでしょう。うーん、これは設定としてカンペキではないか。
■なぜ変態したか
オレオーでは、アングルボザが妊娠する前に必ず来客がありました。そして3人ともなんかしらのおまじないをしていきました。3人目に至ってはおまじないの押し売りになってますが。さてこのおまじないが何かというと、ありていに言えば「呪い」です。本来なら、アングルボザの卵子にロキの精子が受精して受精卵ができ、胎盤へ進んで卵割が始まる、という流れになりますが、設定としては、受精した段階でロキの精子の遺伝子情報が無視され、呪いによって刻まれた「因子」が、アングルボザの遺伝子と2nの状態になります。一応2nになってるので卵割へと進み出産することになりますが、成長と共に因子が活動をはじめ、ヒトではない何かへと変態していくと、そんな感じで考えています。
■ヘルについて
本編にある通り、オーディンはフェンリルを見て、そして彼がアングルボザ(ヒト)から生まれたことから、これは呪いによるもの、と推察したのでしょう、ロキに「解呪石」を託します。もちろん解呪石はオレオー独自設定ですよ? この解呪石にはルーンによる、因子と対消滅する一種の呪いというかおまじないが刻んであります。しかし1回目はアングルボザがそれを飲まなかったので、再び、今度はヨルムンガンドの悲劇が起こってしまいます。結局ロキに強制されアングルボザは解呪石を飲み込み、本来ならこれで安心なはずでした。ところが3人目の「呪術者」がアングルボザの元を訪れます。さぁここがポイント。テストに出るよ! アングルボザの体は解呪石で呪いを受けない体になっています。しかし3人目の呪術が強力だったため、呪いを完全には封じることができませんでした。結局、生まれた子供ヘルは、無事だった体と呪いを受けた体の2つを持ってしまった、ということに。なぜヘルは完全ゾンビではなく半身だったのかのロジックはそのようになっています。もちろんオレオー独自設定ですよ?
■『命の歌』
今回は未公開だった3番が出てきます。それを暗唱できるレヴェルで覚えたアングルボザにとっては皮肉でしかないのですが。これ作ったの…あ、私だ…




