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巨人について

オホン。

みな、揃ったかのう。


よろしい、それでは前回の続きである。


我々と同じく「人」という種族の中にも、いくつか枝別れをした「人」がおったと考えておる。


それは巨大神殿とされる遺跡や西の都のはずれにある巨大な柱の残骸、いわゆる背骨遺跡じゃな。

あれらを作った存在として「巨人」なるものたちがおったのではないかとな。


このワシも王墓の壁画や教会が語る神々の話が想像やデッチ上げで作られたものではない、そう思うておるわけじゃ。

とはいえ、神を盲目的に讃えるための英雄話は好かんが…

オホン、話が逸れてしまったのう。


巨人の痕跡は他にもいくつかある。

たとえば、今から500年ほど昔にいた怪力の英雄アレクは大人ほどの大きさの剣を自在にふるったとされておるのは諸君らは知っておるじゃろう。

そして、その英雄も大人の倍の背丈があったとな。

だか、彼の家族や彼自身の最期は語られてはおらぬ。

あー、神殿の連中が語る神の国へ渡ったと言う話もあるが、彼ら全てがこの世界を去ったわけではあるまい。


彼らの生きた時代と伝説、遺跡の作られた時代はそう遠く離れてはおらんと思うが、なぜこの時代には彼らは残っておらんのか…。



都では過去に想いをはせる余裕もあるこの世界には、学院と呼ばれる場所があるがそこに通う者はまだまだ限られている。

このデキウスは歴史学や神話学において、すでにこの世界で有名な存在である。

しかしながら、彼が後世に語り継がれるようになったのは、この後に彼が残した功績が大きい。

彼自身はまだそれを突然知らない。

近頃は長い時間を立って話すことが苦痛になった彼は、むしろ隠居を考えているくらいであった。


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