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【完結】 次期聖女として育てられて来ましたが、異父妹の出現で全てが終わりました。史上最高の聖女を追放した代償は高くつきます!  作者: 林 真帆
第三章

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第64話 エピローグ②

 私には前々から考えていたことがある。


 それは、私の薬学に関する知識や技術を、人々に広く伝えることだ。


 流行り病の薬を作っていた時、もっと人手が欲しいと常に思っていた。


 薬学に詳しい者がもっといれば、流行り病の薬はもっと早く、もっとたくさん作れたはずだし、もっとたくさんの人を救えた。


 そのことをフィリップとトーマスに話したところ、トントン拍子に話が進んだ。


 聖女の宮殿の一部を改築し、薬学を教える学校を作ることになり、私も講師の一人として名を連ねることになった。


 そのため私は今、聖女として日々の祭祀をこなしながら、学校の開校に向けて忙しい日々を送っている。


 




「殿下、今まで大変お世話になりました。殿下のおかげでここまで来ることができました」


「そんな水臭い。私たちは夫婦ではないですか」


「そのことですが……殿下、どうぞ離縁して下さいませ……」


「……! なぜそのようなことを言うのです! 私のことが嫌になったのですか?」


「いえ……そういうわけでは……」


 私は言葉を濁した。


 私とフィリップが結婚したのは、私を母の手から守るためである。


 だが今や、その脅威はもうなくなった。


「私たちは仮初の夫婦。目的を果たした今、もう一緒にいる意味がありません。殿下は他の方と幸せになってください……」


「そうですか……あなたはそうお考えかも知れませんが、私は違います。正直に申し上げましょう。私は以前よりあなたをお慕い申し上げておりました」



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