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【完結】 次期聖女として育てられて来ましたが、異父妹の出現で全てが終わりました。史上最高の聖女を追放した代償は高くつきます!  作者: 林 真帆
第二章

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第31話 祖母

「……私は側仕えではなかったから、直接お話したことはないの」


「へー、そうなんだ」


 期待していた答えが得られず、ロザリーは不服そうだ。


「聖女様に興味があるの?」


 墓穴を掘ることになるかも知れないが、私には聞かずにはいられなかった。


「興味ってほどじゃないんだけど、聖女様って、あたしらの役に立ってくれるような人なのかなって」


「役に立つ?」


 聖女に対して〈役に立つ〉とは随分な言い草だ。


「聖女様は私たちのために祈って下さっているわ」


「ぷっ……あははははは!」


 私が反論すると、ロザリーは吹き出した。


「ごめん、ごめん。あんたが聖女様を庇いたくなるのもわかるけどさ。聖女様が祈ってくれていても、あたしらの生活は一向に良くなってないじゃないか」


「……」


 痛いところを突かれた。私も追放されてから初めて、国民の生活水準があんなにも低いということを知った。


「それでもさ、先代の聖女様はまだご立派な方だったらしいよ。孤児院に寄付したり、国民みんなが教育を受けられるようにって、誰でも通える学校を作ろうとしていたみたいだから」


「知っているわ……」


 先代の聖女――私の祖母は、聖女のお手本のような人であり、私の目標でもあった。


 残念なことに、祖母は志半ばで亡くなってしまったが。




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