『リターンバックの、平静状態』・・・『詩の群れ』から
『リターンバックの、平静状態』・・・『詩の群れ』から
㈠
俺の神髄は、リターンバックの事に尽きるだろうと、考えているよ、だろうだ。
そうだろう、帰国するなんて意味は、お前には似合わないな、だろうだ。
そうか、しかし、幸福なリターンバックもあるんじゃないか、え?
だな、果たして、世界は平静でいられるだろうか。
㈡
それにしても、リターンバックは、見事に、喧噪を破ったな、だろうだ。
だろうだ、異常なる平静に置いて、物事を俯瞰だろうだ。
そうだな、つまり、混沌なる平和の意味の、崇高さのことだろうだ。
だろ、詩の群れも、とうとう、国際化か、だろうだ。
㈢
つまりは、リターンバックの、平静状態ってことで、意識明滅撲滅だろうだ。
そうだろうだろうだ、意識通り越して、躊躇反対喧噪挽歌の哀傷だろうだろうだ。