8月16日
8月16日
バグの修正完了。
昨日、ソフト起動から約数分。言語翻訳に障害が起こり、あっけなく動作が終了してしまうという事態になってしまった。
どこに問題があるのかと、急いでプログラム内部を確認していると、どうやら聴覚から取得した他人の言語を翻訳しるところに動作不良があるのを確認して慌てて修正をかけた。
それから約一日。
現在、午前10時。
昨日ソフト初起動の感動も束の間で、思わぬ突然の修正作業となってしまった。
ふぅ……。
これも表示されるのか。
さて、修正内容の確認作業に入りたいと思う。
おーい、妹!
あおいちゃーん!
ちゃんをつけるな気持ち悪い。
おお、ちゃんと表示されてる。
じゃあ、あおい。
名前で呼ぶなウザい。
じゃあ何と呼べと……。
台詞のところカッコないの分かり辛いな、あとで修正だなコレ。
てか、その頭につけてるの何?
まあ普通の反応だな。ここはひとつ世紀の大発明について教えてやらねばなるまい。
これか? これはなこの装置を取り付けた人の思考を読み取り、パソコン上にそれを言語化して表示しるというシロモノだ。まあこの装置自体はヘッドホンとマイクを改造して……ってオイ、最後まで聞けよ!
一応、問題なく動作していることは確認できた。
だが、このソフトのパソコンへの負担がかなり大きい。
現状だと長時間のソフトの起動は難しい。
さて、パソコンの高性能化とプログラムの軽量化と……。
やらなければならないことは多そうだ。