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三十と一夜の短篇

うっかり者のサンタクロース(卅と一夜の短篇第14回)

 ある夜、ふと覗いた窓に赤い服を着てブーツを履いた白ひげの男。洋風建築の向かいの家の屋根で煙突に足をかけている。

 あの赤い三角帽子と白い袋はまさか……私は驚き、携帯電話に手を伸ばす。


 翌日、向かいの家の前にはテレビカメラとリポーター。

「近所の方からの電話で外を見たら、サンタクロースがうちの屋根に」

 LIVEと書かれたテレビ画面に映るのは向かいの奥さんだ。

「まさか夏にサンタの格好で泥棒に入ろうなんて、ねえ」

捕まった男は、煙突を見てこれならいけると思った、と供述しているとのことです。

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― 新着の感想 ―
[一言] ああーサンタさん捕まってもうた( ゜д゜) そういう事か! テレビを見ているとなんともおマヌケな事件がたくさんですが、犯人も被害者もたまったもんじゃないでしょうね。はたから見てる分にはとっ…
[良い点]  泥棒さんでしたか。パフォーマーでぇすって誤魔化せればよかったのに。  シンプルイズベストの作品でございます!
[良い点] ほんとうはほんとうにサンタクロースだったのではないかという疑念が残ります。 サンタの血が騒いで、煙突に入らずにはいられなかったのかもしれません。
2017/06/03 13:07 退会済み
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