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いろはの短編集〜月見草編〜

ハッピーバースデー(200文字小説)

作者: いろは

 今日は貴方の誕生日だから腕を振るってみたの。


 玉ねぎは30分以上も炒めたし、じゃがいもも大きいままで入れたのよ。


 後はね、奮発して牛肉を買って来たの。たまにはビーフカレーも良いわよね。


 さぁ、出来たわ。どうぞ、召し上がれ。




 どう? 美味しかった?

 私も食べるからそろそろ下げるわね。


 いつ見ても、遺影の貴方は素敵ね。私もずっと綺麗で居られる様に努力しなきゃ。




 ――誕生日おめでとう。これからも私の事を見守っていてね。

 情景が頭に浮かんで頂けたら嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[一言] とても切なくて温かい深いお話でした。 本来いけないことなんですけれど、人の気持ちはそう簡単に操作できるものでなくて、とりあえず蛇足になるのでこれ以上申せませんが、最後の一言がすとんと胸に落ち…
2018/06/16 14:36 退会済み
管理
[一言] ストーリーも文体もキレイな作品。 じんわりしました。とても良かったです。
[良い点] 不覚にも泣いてしまった。 200字小説で泣いてしまうとは…… いや、何よりも200字で人を泣かせるモノを書ける作者に脱帽です。
2016/02/28 21:13 退会済み
管理
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