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EX3 企画書

Diaryプロジェクト企画書

担当 東 一郎


本企画書はVR技術を用いた実験【VWO】プロジェクトに付随するものである。


【VWO】プロジェクトの根幹は既に示されている通り、当社製のAIの実験である。人間と同様の思考を目指すために機械的な学習に加え実際の人間との交流を用いる。この際の交流をより自然に近い物にするためVR技術を用いることの有効性を検証する事を目的としている。人間側にAIの学習が意図であると気づかれないようにするためにかねてよりAI技術が導入されてきたMMORPGを用いている。

さて、本プロジェクトはVRMMORPGというジャンルがファンタジー小説において一定の地位を持っていることに着目したものである。

AIの評価は第三者が実験の内容を知らない状態で行われなければならない。そこで、ファンタジー小説を書いているプロ・アマの小説家に【VWO】の内容を見せ感想及びアンケートからAIの評価をする。


なお、期間はゲーム開始から1か月分が望ましい。

この期間はプレイヤーの出現がAIに影響を与える部分が大きく、行動の自然・不自然が際立つからである。


【VWO】に日記機能を搭載し、プレイヤーが実際に書いた日記からAIと関わりが深い物を選択する方式をとる。これは運営開始直後でログ解析などを行うのは手間であるためである。そういった方式は別プロジェクトより提案される予定である。


なお、小説家へは初のVRMMORPGのプレイヤーの日記とあおりを入れ販売を行うことでただのアンケートや調査ちがい収益も期待できる利点がある。


以上が当プロジェクトの概要である。


────────コメント─────────


面白い企画書であるが詳細を詰める必要があると感じた。

また、適当に日記を選ぶのではなく一見すると物語のような構成を持つように選んでくれ

その方が小説家たちに本来の意図を気づかせずに済むと思う。

今の所だがこの企画が【VWO】関連で最初のプロジェクトとなりそうだ

他のプロジェクトとの兼ね合いなどをしっかりやってくれ


BC社長


全力で頑張らさせていただきます。


東 一郎


これにて本作品は完結となります。ありがとうございました。

ちょっと長くなりますが、作者のチョコミントガムのあとがきを入れさせていただきます。

本作品は実は作者の中では【VWO】シリーズ2作目にあたります。

(シリーズ1作目はどこにも公開しておりませんのであくまで作者の中ではという話です。)

シリーズ1作目は本好き主人公シュガードの物語でした。本作の中でシュガードが異様にチートに見える部分があるのはこれが理由です。

【VWO】の世界はシュガードがベースに作られています。

本好きがなんでゲームを?→現実では電子書籍が主流になり本は高級品になってしまっているしかし、VRでなら本を自由に読めるから

本ってどんな本?→高度なAIが作成した本

ゲームに高度なAI積まないだろ→じゃあゲーム世界がAIの実験場ってことにしよう

というような感じです。その結果生まれたのが実験を優先し極力ゲームに介入しない謎の運営BCというわけです。


こうして概要が完成した【VWO】の世界ですが、主人公のシュガードは残念ながら閉じた世界から出ようとしません。これでは【VWO】がどんなものなのかが伝わらない。


そこで考えたのが他のキャラたちが【VWO】の世界でどのような事をしているかを書くということでした。

多くのキャラを登場させるには群像劇が望ましいのですが、作者の技量では難しい。そこで考えたのが掲示板形式に似たこの日記形式なわけです。


投稿1作目ということで拙い文章ですが、楽しんでいただけた方がいらっしゃたら幸いです。


さて、中途半端な状況で終わってしまった本作ですが、当然次回作の準備をしております。

1つは今説明しましたシュガードが主人公の物語「VRでモフモフと本を読む」です。こちらはゲーム開始時点からの話ですので若干ネタバレ状態になるのですが、ゲーマーとは違った視点のシュガードの話を楽しんでいただければと思います。

さらにもう1つ、「密」書回で告知しました金週祭最終日のお話ザッピング系の物語となっております「Zapping【VWO】~5 side story~」です。

どちらも本作とは毛並みの違う作品になると思いますがよろしければご覧ください。

(作者は別作品を書くとき名前を変えていますが【VWO】シリーズはチョコミントガムで統一する予定です)


以上長くなりましたがあとがきという名の宣伝のような、言い訳のような何かでした。

チョコミントガムの次回作にご期待ください。と言って終わってみる。

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