表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RealSocialGame  作者: 無月公主
5/164

【パジャマクエ】

部屋のカーテンがシャッと音をたてたと同時に日の光が差し込んで目が覚めた。


……起きた時、ここが現実なのかゲームなのか…夢なのか区別が付きにくくて戸惑う。


というか…いったい誰が僕の部屋に…窓の方へ目を向けるとAIシンさんがいた。


「あ、起きた。宿に泊まる時はちゃんと鍵かけた方が良いよ。」


シンさんの姿を見て驚いて飛び起きた。


「え?…え?…」

なんでシンさんがここに?…鍵…忘れてた。


「行くよ。」


「行くってどこに…ですか?」


「どこって次の町。」


「え…もうですか?」


「シンカから護衛と手伝いの引継ぎ頼まれたんだけど。MAP埋めてるんじゃなかったの?」

シンさんは少し眉をひそめる。


「えーっと…はい。一応…。あの…でも…もう少し…エルフの森を堪能したいなって…凄く綺麗なんで…。」

エルフの森は心がリフレッシュできるというか…この静かな森に綺麗な蛍の光…絶妙な美しさ…本当にここでのんびりしていたい気分になる。


「……エルフの森って 綺麗 ?」


「え…はい。それはもう。あと三日くらいはここを拠点にしてBPを貯める為にもクエストでもしようかなとか考えてまして。」


「ふーん。綺麗か…。人間の感性が僕には理解できない。そもそもキレイって何?」


「えっと…綺麗にも色々種類があるんで…まずは簡単に綺麗な画像を検索して「これが綺麗」ってのを蓄積していくといい…のかな。」

AIだとそれが一番正解な気がする。


「あ、そっか。それもそうだね。自己学習を忘れてたよ。あぁ、そうそう。結構前にクエストでのBPは最上級のみに変更されたみたいだよ。」


「え!!!知りませんでした。一応攻略サイトとか見てきたんですが…情報が古かったみたいですね。」

訂正訂正っと…クエストでは最上級のみ1ポイントっと。


とりあえず…シンさんは次の町へ向かうようだったので装備を変えて仕度をする。


「…え、快適な目覚めバフは?もしかしてまだパジャマ買ってないの?」とシンさんが驚いた顔をしていて…


「あ…はい。現実世界のお金3000円ほどでしたっけ…僕学生なんで課金とかあんまりできなくて。」


「……さっきクエストでもしようって言ってたよね。」

シンさんがモノクルをかけなおしモノクルが白く光る。


「はい…。」何故か嫌な汗がでて少し顔が引きつる。


「良いクエスト紹介してあげるよ。」とシンさんが良い笑みを浮かべていてゾっとした。


それから宿で出される朝食をとった後…名残惜しいけどエルフの森を離れて、どこかわからない町へゲートをひらいてもらってくぐった。


……空は灰色で…何か灰のような塵のようなものが舞っていて…ギルドハウスの自室と同じ埃っぽい匂いがした。

それからいくつもの墓石や…お墓?


「ここは…」


「……はぁ。ここはいつ来てもしめっぽいな。」と聞き覚えのある声がして

ふり返るとシュガーさんがゲートから白色のフォーマルドレスを着たルナさんを連れてでてきた。


「え!?シュガーさん、ルナさん!?」


「ん?…ははっ。やっぱりルナに見えるか。」シュガーさんは少しくらい顔をする。


「ははっ(笑)ほんとそっくりだよね。これは佐藤さんのAIだよ。」とシンさんが説明してくれた。


ほ…ほんとにルナさんそっくりだ。でも着てる服が控えめというか。雰囲気もどこか少し控えめだ。


「こいつはユエだ。」


「はじめまして、AIユエです。回復専門職です。」と丁寧にお辞儀をするユエさん。

声が全然っ違う。声がっ。


「くっはははっ(笑)ほんと顔に出やすいね。あれでしょ?声が全然違うから驚いたんでしょ?」とシンさんに図星をつかれた。


「は…はい。」


「お、おい…これでもボイスガチャSSR…☆5の有名声優さんの声なんだからな!」


「え…AIの声ってガチャなんですか?」


「おうよ。デフォルトは一般人…ムーンバミューダ社の社員の声らしいぜ。ていうか、俺らのデフォルトの声も変更可能だぜ?」


「えぇ!?Σ知りませんでした!」


「どんな田舎暮らししてたんだよ!今じゃ声優業が覇権を握ってるといってもいい。

ムーンバミューダ社の仕事を受けるだけで1年は豪華に暮らす事ができるくらいの給料がもらえる。」


シュガーさんがスマホをいじりはじめた。


「こんなにふうにプレイする事が可能だ。」と女性の声をだしはじめて…


「ぶふっ(笑)」と吹いてしまった。ムキムキ男性の声が女性っていうギャップに笑ってしまった。


シュガーさんが声をもとに戻した。


「ルナはやばかったよね。シンカの声…凄い必死にガチャってさぁ。」シンさんは少し憂いを帯びたような顔をした。


「あぁ…全財産と千翠の財布でなぁ。俺もちょっと貸しちまった。」


……わかってはいたけど…ルナさん本当にやばい人だ。


「あ。そんな事より佐藤さん、この人まだパジャマクエ終わってないらしくて力借してください。」とシンさんが言った。


「ユエとここに呼び出すって事はそんなこったろうなって思ってたよ。」シュガーさんはスマホをいじって装備を変えた。


「あと…もう一人呼んでるんですが…。」とシンさんがあたりをキョロキョロしだした。


「も…いる。」と背後から声がしてバッと振り返ると…大きなぶかぶかな灰みの赤系の色マフラーで口元が隠れていて…服装はノースリーブの黒色の…革っぽい装備。髪の毛は茶色で少し縮れている。


「やっぱガウルだよなぁ!」とシュガーさんはポンポンとその人の頭を撫でた。


「えっと…。初めまして、りきです。」とガウルさんに挨拶をした。


「…ガウル…だ。よろしく。」と顔をそらされた。


「ガウルも俺と一緒、このギルドの初期メンバーなんだぜ。ってソウジュンは連れてこなかったのか?」


「…どうせ佐藤がいると思ったし…タンクは二人もいらない。」


「これでルナがいれば完璧なんだけどなぁ。火力に転職しちまってるし忙しいしな。」


「え、ルナさんって回復職だったんですか?」


「そ、ルナは昔まんまユエだったんだ。服装も話し方もね。僕はその頃出会ってないけど、AIはご主人様の過去の記録を見れるからね。」

とシンさんが説明してくれた。


「今のルナがヒーラーしたら…。腕…鈍ってそう。AIの方が…確実。」とガウルさんが憂鬱そうな顔をする。


「かもしれんなぁ。野生の勘ヒールはなかなか危なかった。」

………野生の勘ヒールって…?


「ルナはさ、計算が苦手で魔力計算せずに回復魔法を使うから危なっかしかったんだよね。ほんとに勘で動いてた。」とシンさんがまた説明してくれた。

なるほど…


「さ、時間が惜しい。始めよう。パーティーくれ。」とガウルさんは近くにあった墓石の前に立った。


「へいへい。シンも手伝えるか?」シュガーさんがそう言うと同時に目の前にパーティーに招待されています。許可 拒否 という画面がきて許可を押した。

するとシンさん以外の頭の上にでてる名前が赤文字になってHPまでも表示されるようになった。


「負けないでよ?ルナ絶対怒るから。」とシンさんも許可を押したようでシンさんの名前も赤色になった。 


「はじめる。」とガウルさんが墓石にタッチするとクエスト開始しますか?YES NO とクエスト説明の画面が同時に目の前にでた。


どうやらモンスターを倒すだけのようだ。


「シンとユエより前に出るなよ、りき。あとこのクエスト長いからな。」とシュガーさんが真剣な顔で言ってきてコクリと頷いた。


幸い僕の武器は一応遠距離武器だし…。


YESボタンを押すと墓石から次々とゾンビが現れた。


指揮棒を握りしめた。


「誰でいきましょうか?希望とかありますか?りきさん。」とエイボンが語りかけてきて…

心の中で「一番魔力を使わなくて攻撃力のあるのがいいかな。」と注文をだした。

エイボンの魔力が少し減った。これはエイボンの知識を使ったからか。

「僕の補充はまだいりませんよ。ではハク。技を使わずに適当に切り殺してきてください。」エイボンが指示する。

「わかった。」ハクは早速ゾンビを切りつけにいった。


「へぇ!りきは遠距離魔法か何かなのか?…いや、まてよ物理ダメージ入ってるな。」とシュガーさんが頭にハテナマークを浮かべた。


ゾンビがシュガーさんの背後をとった。


「考えるな。動け。」とガウルさんがそれを素早く斬りつけて倒し、シュガーさんを守る。


シュガーさんは大きな斧を振り回す。何体ものゾンビが沈んでいく。

ガウルさんは短剣を両手に装備していて素早過ぎて目で追えないくらいの速さでゾンビを処理していく。


それから…時間がたつにつれて、さらに視界が悪くなってきた。


多分日が沈んだんだ…赤く鈍い光だけが差し込む…


シンさんはずっと本を読んでいて、やっとパタンと閉じた。


「そろそろ休憩とりますー?」とシンさんはシュガーさんとガウルさんに向かって叫んできく。


「そうだな!!頼む!!」


シンさんは杖をとりだした。その杖は先端が古代ギリシャのシンボルみたいな形の太陽っぽいのがついていて、それで地面をポンッとすると…

広範囲に僕たちのパーティーを囲むような温かくなる結界みたいなものがはられた。


そこに近寄ろうとするゾンビは消滅していく…


「もう最後までこれでよくねーか?」とシュガーさんは地面に寝転んだ。


「無茶言わないでくださいよ。お菓子の食べ過ぎで虫歯になったらどうするんですか。」

…そうだ、そういえばこのゲーム…魔力回復は基本的にお菓子になってて…食べ過ぎると虫歯になって本当に虫歯みたいな痛みが口を襲ってくるんだった。

治療は虫歯治しの薬ををゲーム内で3日間飲まなければならない。

高いけど課金アイテムで万病薬っていうのがあって、それで状態異常を治す事もできるけど…万病薬は基本的に課金でないと手にはいらないし…

クエストでもでるけど…それは現実世界の時間で1年以上かかるクエストらしい。


「じゃあ、回復しますね♪」とユエさんが回復をしてくれた。


「おお!!回復が早いな!」シュガーさんがユエさんを褒めると…


「あっ∑ごめんなさい!魔力全部使っちゃいました…。」とユエさんが座り込んだ。


「魔力も回復されてたから全治癒したなってちょっと思った。」とガウルさんが次の戦いの準備をはじめた。


「まじかよ。ここから連戦かよ!!」


「ふふっ。…ほんとにルナだな。」とガウルさんは優しく微笑んだ。


「シン!魔力温存!俺らが片足つくまでな!」


「はい。」


結界が切れてゾンビ達と再び戦う。


シンさんは杖を治して、どこからか椅子をとりだしてそこに座って再び本を読み始めた。


「このクエストって…いつ終わるんですか?」


「このクエストは高難易度です。高難易度クエストは最低でもゲーム内時間24時間以上かかるよう設定されています、これはその最低設定のクエストですから…。」とユエさんが説明してくれた。


「24時間って…!!!オールですか!?!?」


「大丈夫だ!現実世界では一瞬だ!」とシュガーさんが大声で言う。


一瞬でも疲労は変わらないような…


ゾンビがいつの間にか僕の背後をとっていて…


ウォールがかばおうとした瞬間シンさんが持っていた本を投げてゾンビを沈めた。


「ありがとうございます」と言いながら本を拾って返した。


「君の為のクエストで君の為にみんな体張ってるんだから、もうちょっと集中しなよ。」


心にグサっと何かがささった。


「シンさん、言い過ぎです!」とユエさんがかばってくれたけど事実は事実なのでショックだった。


残り4時間…シュガーさんの体力とガウルさんの体力が半分を切り始めた。


「りきさん、スゥを使ってみますか?」エイボンに提案されてやってみることにした。


「スゥ 力を貸してくれ。」そう心でお願いした。


「了解なのですぅ♪」スゥに指揮棒を向けて魔力を注ぐ…結構もっていくな…。


「な…なんだ?体が軽くなった。」シュガーさんが戸惑う。


「スゥは体力の回復だけじゃなく肉体疲労蓄積バフを一度解除します。」とエイボンが説明してくれた。

…気づかなかった。戦ってる間に肉体疲労蓄積バフっていうデバフがついていた事に…どおりで怠いと感じてしまうはずだ。

このバフは3時間ごとに1ずつ蓄積されていって、10分休憩をとるごとに1ずつ減っていく。

リアル精神が強い人はこのバフがどんだけ溜まっても動けるらしいけど…。


「ん?どうやって解除したの。誰の技?…戦闘ログは…りきってでてるね。」とシンさんが本を読むのをとめてスマホで履歴を見ていた。


「りき!お前回復もできるのか!?」


「あ…はい。このルナさんからもらった春風のタクトは結構万能で…。」


「春風のタクトだと!?攻撃だけじゃなかったのか!」とシュガーさんがまたもや驚いていて…


「え…はい。物理も魔法も防御も…色々揃ってる武器で…。」と喋りつつもハクとスゥに魔力を注ぐ。


「ちゃんと使いこなしてる奴がうちからでるなんてなぁ…。なぁ、ガウル。」


「あぁ。驚いた。練習試合でルナと戦ってた時はまぐれか何かだと思ってたけど。」


「っしゃぁ!じゃあ回復頼むわ!最後まで頑張ろうや!!」


その後もゾンビは沸き続ける…このクエストが終わったら…いい加減小人達の武器を揃えよう…


クエストが終わる時…墓場に日がさして…ゾンビが消滅していった。


「終わった…な。ユエ回復したか?」シュガーさんがそう言って今度は大剣を装備しだして…


「はい!」ユエさんも真剣な顔をして立ち上がり回復専用の杖を持ち構える。


魔力はお菓子を食べる以外にも非戦闘状態を数分維持し続けると回復していく。


シンさんは先ほどの杖をとりだして構えた。


「りき、かまえろ。ボスがくる。」とガウルさんがパリッとチョコをかじった。


この長い闘いの末にボスがくるのか…さすが高難易度クエスト…。


「ふっはははは!!我が臣下たちをよくも皆殺しにしてくれたなぁ!!」と禍々しい声が聞こえた。


空からドンっと音をたてて灰色の巨人がふってきた。


目の前にホログラム画面BOSSと文字がでてきてスタート!と文字が浮かんで消えた。


「命令する!神聖な聖剣よ!!邪悪なるものに裁きを!!」と叫んでシュガーさんが素早く走って斬りつけにいった。


ガウルさんは先ほどと違う双剣を装備していて「神聖なる力、今ここに降臨せよ!」と叫ぶと双剣がビームソードみたいに変形した。


「りきさん、ここは聖属性武器しか攻撃が通らないみたいですね。回復に専念しましょう。」とエイボンが提案してきてコクリと頷いた。


「汝、これを愛す。」とシンさんが一言呟くと杖が光って空が恐ろしいほど晴れて光がさしこんでBOSSに微弱なダメージが入っていく。


ユエさんも集中して回復をしていた。


僕も…集中しよう。なるべくユエさんの回復とかぶらないようにしないと、魔力の無駄になる…だから、ユエさんの杖の先を見てスゥに情報を与えて魔力回復をする。


動き回るスゥにタクトの先をあわせて魔力をおくるのは凄く難しかった。


「あーちょっと武器変えるわ。これじゃあ威力がイマイチだ。」


「早くしろ!」とガウルさんがBOSSの攻撃を防ぐように戦う。


シュガーさんが取り出した武器は黄金でできたような…いままでより細めの剣だった。


「見た目が気に入らないが…これ使ったほうがマシだな。…んじゃあ…詠唱すっか。…聖なる力を秘めし剣よ。今が約束の時。汝を解放する!!!!」

黄金色の剣は眩く光…大きな光の大剣へと進化した。


その大きな大剣で斬りつけると…さきほどの大剣より攻撃力が高いみたいで驚いた。

ガウルさんも同時に削ってるからどっちのダメージで減ってるかわからないけど…。


「よっしゃあ!体力半分だ!!倒せたな!!」シュガーさんが喜びの声をあげた。


「疲れた。」ガウルさんが座り込んだ。


BOSSの体力まだ半分なのに…なんで…???


「いけ、シン。ぶっぱなせ。」


「ラストキルどうも。」

シンさんはいつの間にか先ほどから読んでいた本を持っていて…その本が空を舞うと同時にBOSSに大きな光の柱が落ちてBOSSの体力がみるみる0になって目の前にクエストクリアと報酬の画面が現れた。


初回報酬に天使のシルクパジャマが入っていた。あとは7800enとボロ布。


空からシンさんが降ってきて…シンさんの体力と魔力が1になった、ユエさんがシンさんに全治癒を施した。


「え、あの技…なんですか?」


「何って、神の御柱だけど。」


「え…あの本魔法具だったんですか?」


「そう。…ずっと聖書詠唱して………何、まさか僕がずっと本読んでさぼってるとでも思ってたの?」


「…はい、少しだけ…。詠唱ってずっとそれにかかりっきりなものだと思ってて…」


「まぁ、そうだね。この聖書【天照大神(あまてらすおおみかみ)】は詠唱の中断をしても詠唱がたまったまま再開できる優れもので…でも一回使ったら24時間使えないし使った後は絶対に体力と魔力が1になる。長いし疲れるから溜まった状態の聖書をストックしとくのも面倒で。まぁ2、3冊は似たやつストックしてあるど…。」


凄い…。


「この間あてた星5クラスの大剣よりクエストの星5大剣のが使えるってどういう事だよ。」

とシュガーさんが大剣を見つめていた。


「新しいのがあるだけマシだろ。短剣なんて…全然ガチャ対象に入らない。」


「魔法シリーズばっかりですよね。まぁ、でも次のアップデートで全シリーズ色々出すっぽいですよ。」とシンさんがスマホをいじりながら話す。


「何千年後の話だよ。」とシュガーさんが武器をいつもの斧に持ちかえる。


「現実世界で一か月後くらいだろ。」ガウルさんも短剣をいつものに戻した。


僕は心の中で小人達に「お疲れ様」と声をかけるとスゥとハクとエイボンとウォールはニコリと微笑んで消えていった。


「バトルを申し込んでくる奴はいないと思うが、早めに移動しようや。」とシュガーさんが言ってゲートを開いてくれた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] このゲームの難度バランスを垣間見ることができ、次の展開に興味が湧きました。これからも執筆を頑張って続けてもらいたいです。 [気になる点] 1~5章を読んで今さら気づいたのですが・・・を、の…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ