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私と言う人間  作者: りく
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保険会社

嫌がらせは終わった…。でも私の病気は治らなかった。トラウマなのか私は睡眠薬を飲まないと全く寝れない睡眠障害になっていた。私の体重は38キロまで落ちていた…。

でも問題は嫌がらせだけでは無かった…。彼が入ってる保険の担当は嫁だった彼女だ。彼は自分が何の保険に入っているかも知らなかった。全て嫁である彼女に任せていたからだ。

保険の為の通帳や実印も全て彼女に渡していた。その全てを返して貰った時に意外な事実が分かった…。彼女は離婚後も彼の住所を保険の書類では変えずにいて

金を借り続けていた。株主に貰える、お金も書類が彼女の家に届き実印を押して書類を出し通帳に入金されると降ろす行為をしていたのだ。この事で今度は保険屋との話し合いに変わった。保険屋は最初は認め謝罪をしたが…彼女が嫌がらせ行為でされてる。との言葉と自分達の社員が過ちをした事を隠蔽する方向へと変わって行ったのだ。

私は会社に何度も電話をした。解約手続きをしたいのと、会社が隠蔽しようとしてる説明を求めた。

会社は「近々、解約手続きの書類を送ります」と言うばかりで全く書類が届く事は無かった。

支店会社の人間は皆が彼女の味方だった。

支店長は「契約時に本人が納得して入っている。だから契約は続行です」と言い張り解約手続きを拒まれた…。そして彼女が取った手段は彼の保険の名義を娘に変える事だった。彼はファミリー保険に入っていたからだった。名義変更された以上、解約手続きは出来ない。これが会社と彼女が出した答えだった。

私は納得出来ないので直接、会社に乗り込んだ。直ぐに警察を呼ばれたが…私は間違っていないから警察が来ても帰らなかった。警察は私に「このままだと逮捕しないといけないから、今は引いて下さい」と言って来た。

私は警察に「立派な保険詐欺で私が逮捕?おかしくない?」と言ったが…会社側は隠蔽した後だったから証拠が無くなっていた…。

後に彼女は娘や彼の姪を自分の保険会社に就職させたが…彼の姪の弟が保険詐欺をして逮捕された。身内に保険詐欺が出たら会社をクビになるのは基本だが…彼女は元嫁であり血の繋がりも無いから彼の姪だけがクビになっていた。


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