表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/38

lasre


つまり、そういう国民性なのだから、日本は自分の事だけ考えてればいい、っていう人が増えた。

だって、お互いに気を使ってたって

ずるい人はお金儲けのために、国を動かしたりまでする。

ふつうの人達は、ずるい人にお金を取られてばかり。



「じゃあさ」フェルディナントはラジオの向こうで言う


グローブボックスを開けてごらん、と。



小物入れの中には、懐中電灯。


何よこれ、とわたしは走りながら懐中電灯のスイッチを

何気なく入れた。



LEDから放たれた光は、レーザービーム。


たまたま、照らされた先にあった白樺の梢が消えた。




「何、これ。」私は絶句した。


「大丈夫。生き物を殺したりはしない。ただ、さっき話したような次元の穴を通じて、別の世界に飛ぶだけさ。」




事も無げに、そんな事を言うフェルディナントが少し怖くなった。


だから、男の子って怖いのよ。



「それで、変な人達を別の世界に移しちゃえばいい」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ