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机上のゼロ  作者: 後藤式
1/8

Episode 01

机を見た。

いきなりテストの問題用紙が目に入り、僕は手にとる。

その束をぺらぺらとめくって改めて実感した。


連日のテストがやっと終わったのだ。


「よくこれだけ頭に入ってたよな…。今考えるとありえん。」


テストが終わるたびに思うこと第一位だ。


「……うわあぁ。この問題、こう解くんだった。」


何の気なしに気付いた問題は、落ち着いて考えれば解けるものがちょこちょこあったりなんかして、テスト中なんであんなに難しかったんだと、不思議に感じるものばかりだった。


「まあ、その、見なかったことにしよう。」


ふと机の端の置き時計を見る。


「はあ…気晴らしに出かけるか。」


適当な服を選び、適当にバックを選び準備する。

最後に携帯を開く、メールはゼロ。


今日も僕は一人だ。





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