決意を固めてみる
投稿頻度などは全く決めてません
書き物初めてです
完全自己満で書いてあるため文章がつたない可能性が非常に高いです
それでも読んで!感想をくれ!!
アドバイスくれ!!!
「ふわぁ~よく寝たぁ、昨日は初配信が終わって疲れてそのまま寝ちゃったんだよな。家族に感想を聞きたいし一旦リビングに降りようか」
家族が待つリビングに階段を下りて向かう
「おはよう~母さんは今日も仕事か・・・」
「迅にいおはよう!はい!はぐして頭撫でて~」
俺は優菜に言われた通り優菜の思うがまま甘やかす
「えへへ~昨日は疲れて迅にい寝ちゃったからその分の迅にい成分ほきゅう~」
「迅君おはよう、相変わらず優菜には甘いわね。昨日の初配信とってもよかったわ!ただ一つ言うことがあるとすれば時間管理かしら。本当はもうちょっと質問に答えるつもりだったでしょ?」
「そうなんだよ、本当はあともう少し質問に答えるつもりだったんだけど配信が面白くて時間みれなかったや」
「そうね。でもよくがんばったわ。ほらご褒美を上げるこっちに来なさい?」
姉さんが手招きするように手を振っている
「じゃ、じゃあ失礼します」
姉さんの前におずおずとちかずいていくと、頭を倒され姉さんのふとももに俺の頭が乗った
いわゆる膝枕だ
「どう?迅君うれしい?」
姉さんが微笑みながらこちらに語り掛けてくる
「ありがとう、最高だよ姉さん」
「ずっるーーい!優菜も迅にいに膝枕するもん!」
こうして初配信の反省会はゆっくりと進んでいくのであった
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場所は変わってとんでもない豪邸のある一室にて
「ついに!ついに!見つけましたわ!私の運命の殿方!」
自分の部屋で今なおうれしさで狂喜乱舞しているこの女性は西園寺家の一人娘、西園寺 花音そのひとである
花音は殿方探しが趣味になってしまうぐらい膨大な時間をかけ自分の理想にあう男性を探してきた
しかし花音の理想が高すぎるためどんなに探しても花音のお眼鏡に合う男性はみつからなかったのだ
だが見つけた。いや見つけてしまった。花音は欲しいものは絶対に自分のものにならないと我慢ならない性分なのだ。今回見つけてしまった男性配信者”コン”。彼は今後花音に振り回されるのは火を見るより明らかであった
「り、凛!!」
音もなく気配も察知させず主人の前にかっこよすぎる執事が登場する
「その様子ならなんとなく察しがつきますが何用でしょうか花音お嬢様」
「この男性配信者のコンというものを私の前に連れてきなさい?」
執事の凛の顔がひどく歪む
「お、お嬢様いくら何でも男性は無理でございます。もしも誘拐などがばれた暁には西園寺家自体の存続が危ぶられます」
さすがに家自体がなくなる可能性がある行為はまずい
「ちっ!さすがに男性関係はまずいわね。さすがに頭を冷やしたわ。ありがとう凛。そうなったらこのコンと呼ばれる男性配信者とせめて面識をもちたいのだけれどいい案はあるかしら凛?」
「正直難しいと思いますが一番手っ取り早いのはお嬢様も配信者になってコラボをしてもらうことだと思われます」
「なるほどね。同じ土俵に立ちそのうえで何かしらの関係を構築していくということね」
「はい、しかしコラボをするということは同じぐらいの知名度あるいは影響力ではなくてはいけません。そうでないと相手方にメリットがないですからね。しかし、そこまで有名になれるかというと・・・」
正直かなり難しいだろう。いまやコンは登録者が二十万人を越している。そしてこれからももっともっと有名になっていくことだろう
だが・・・
「私は諦めません!絶対に私に振り向かせ必ずや結婚までこぎつけるのです!この方を逃したら絶対に後悔します!やれることはやりましょう。私は配信者になります!」
この決意が幸か不幸か転ぶかはまだわからない・・・・・
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さらにまた場所が変わってある事務所の一室
「これ、これみてよ!しゅらちゃん!」
「なに、ひなたまたスイーツ食べ放題のお店?太っちゃうよ?」
「ふ、太ってなーーい!てか、そんなことはどうでもいいの!この配信見て!」
ひなたがしゅらに見せたのはある男性配信者の配信だった
「あーーー。もういいよ男性配信者はうちらみたくリスナーのこと楽しませようとしてないしスパチャもらっても無言だし。もうみる価・・・値・ない・・ってまじ?なにこれ、男性配信者が楽しそうに配信して楽しそうにコメントと喋ってる????」
男性への不満を言い切る前に耳に飛び込んできたのは楽しそうにコメントと会話を繰り広げるイケボすぎる男性の声
「ほらね!!見る価値あったでしょ???なんか最近配信活動を開始したコンっていう配信者さんなんだって!!しかも男性で私たち女性に忌避感がまったくないって配信で言ってた!!!」
しゅらはとっても動揺しているがひなたにばれないように平静を装いつつ興味ないですよ~オーラを出す
(本当は興味しかありません。この後家に帰ってアーカイブをガンガン回す気でいます)
「まじか・・すごい人も現れたもんだね。で、これをみせてどうしたいのさ」
ひなたはまるで男性に興味がないようにふるまった親友に一瞬だけ驚く
だが、ひなたは知っているしゅらは人一倍男性に興味があるということを
「どうにかしてコラボしてもらいたくない???私気になっちゃった!!どんな考えで配信しているのかとかー、なんで配信始めたのかとかさ!!!しゅらちゃんも気になるでしょ???」
「私はいーや。確かにすごいけど男性にはもう期待しないことにしているし日向一人でコラボの申請してみたら??」
(すごいしゅらちゃん!まだ、ばれてないと思ってるんだ!!!かわいすぎるでしょ!!)
しゅらは素っ気ない感じで興味がない感じでひなたに返していたが、これまでの長い付き合いでこういうときのしゅらは思っていることと反対の言葉が口から出てきてしまうことがひなたにはまるわかりだった
「ふふふ、しゅらちゃん?私たち何年の付き合いになると思ってるのかな???私にはお見通しだよ??期待しないとか言いつつめちゃくちゃ気になってる顔だねそれは!!!」
「うっ!ち、違うんだよ!期待しないとは言ったけどこの声は反則というか・・・期待しないとは言ったけどこの優しさがあふれてる喋り方は反則というか・・・ごめんなさい///気になってます///」
しゅらはさっきまで隠していた気持ちがひなたにはばれていたことがわかり照れ顔をはつどうさせてしまう
「で、でたー!!!しゅらちゃんの照れ顔!!!一度見たものは100パーセント落ちてしまうといわれている必殺技が飛び出したーーー!!!!ふぅ私でなければ即死していたことだぜ!」
「と、とりあえず///!マネージャーに確認してみよう。そもそもコラボしないっていってるかもだしね。」
「先輩!!了解であります!!!至急マネージャー様に確認を!!それではサラダバー!!!」
ひなたはマネージャーのもとへ走っていった
「ふう。まさかこんな配信者が出てくるなんてね。どうにかしてうちの事務所にいれることはできないかな・・・・」
しゅらはひとりため息をつき、もう一度配信のアーカイブに集中した
こうして大手Vtuber事務所マジマンジ所属のVtuber登録者数四百五十万人、入夏 旭の中の人である向坂 日向と登録者数四百万人をほこるVtuber、柊 真冬の中の人である姫宮 珠良にコンの存在が知れ渡った
ここからヒロインが徐々に増えていきます!
いつ主人公と相対することになるのかお楽しみに!