新しい世界を知ってみる
投稿頻度などは全く決めてません
書き物初めてです
完全自己満で書いてあるため文章がつたない可能性が非常に高いです
それでも読んで!感想をくれ!!
アドバイスくれ!!!
俺が意識を覚ましたのはある家のベッドの上だった
「ここが貞操逆転世界か。」
若干体がだるいがまずはベッドから起き上がって周りを確認するか
しかし、ベッドから立ち上がろうとしたその瞬間
「いっ、頭がっ!」
突如、迅の頭の中に流れてくるもともとこの世界にいた俺君の記憶(初めからこの世界にいた迅のことをわかりやすく俺君とこれから表します)
それは伊吹が話していた通りだった
法改正により、一夫多妻制は合法となった。パートナーに恵まれず性欲を持て余した女性が性犯罪を犯してしまう事件が多発したことで、男性は女性に忌避感を持つようになり、女性と自ら関わろうとするやつなんて全くいないようだった。
そして特に忌避感が強い男性に関しては女性と目が合うだけで暴言を吐き、あまつさえ体に触られようものなら暴力だってふるってしまう男性もいるようだ。
なぜそんなことになってしまっているかというと男性優位の法が定まっているかららしい
まず、男性は生きていれば基本的にお金が国からもらえる
一月、100万勝手に口座に入るようだ
そして、基本的に男性が法によって裁かれることはない
完璧な証拠などが出てきた場合のみ裁かれるようだった
しかも暴力、暴言などに関してはそもそも男性は罪に問われない
これはすごい世界だ、男性に有利すぎる
「き、記憶が一斉に流れてきた。くそ、あの光の玉の仕業か。しかしただ生きるだけなら働かなくていいとか夢のような世界だな。だが俺は配信者になりたい!配信者になってちやほやされたい!見に来てくれるリスナーのみんなを笑顔にしたい!」
そしてさっきの記憶から察するに・・・
「これって女性に対し優しかったりオープンに接する男性がほぼいないってことだよな・・・ということは女性に対し全く忌避感がなくオープンに楽しくおしゃべりしてくれる男性配信者ってものすごく需要があるんじゃないか?」
俺はポケットに入っていたスマホでこの世界の男性配信者について調べてみた
するとどうだ
「やっぱり!」
男性配信者もごく少数だがいることにはいる。だが、愛想というものが全くない。というか喋る気がない。配信はこの世界でもスパチャがあるらしくスパチャをもらった時だけ、
『お前らの金は俺のもんだから財産全部なげろよ~』
みたいな反応をするだけだ。
それに対しコメントも
《はい!〇〇様に私の財産すべて差し上げます!!》
これはだめだろ。こんな配信面白いわけがない。実際配信をしている本人たちも面白くさせる気がないのだろう
俺がみた男性配信者のなかには一言も発することなく配信を終えた配信があったくらいだ。
しかし、裏を返せば女性に対して優しく楽しくおしゃべりしてくれる男性配信者は女性から見ると神様が現れた感じなのでは?
そして俺、一ノ瀬 迅は女性に対し忌避感が全くない!なんなら可愛い彼女ほち~って思ってるぐらいだ
「これは、配信者になるモチベが沸々とわいてきたぞ!」
今後の展望もなんとなく決まり、この世界のことがなんとなく分かった。それならと今いる家を探索してみることにした
「やっぱりか。記憶が流れ込んできたからなんとなくわかってはいたが・・」
そう、俺君は女性に対し忌避感がとてつもない組だったのだろう
部屋はとんでもなく荒れていた
「記憶の限りだと一緒に母、姉、妹と住んでいるっぽいからな。女性に対し忌避感がつよい俺君は女性と一緒に住むことが耐えきれなくなっていたということか。この様子だと、家族に対し暴力暴言はしてしまっていたんだろうな」
家族たちと会ってみることにするか
そう決意した俺は自分の部屋から飛び出しリビングにつながる階段を下りて行った。
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リビングに降りてみるとそこには三人の美女、美少女がいた。
そして俺を見た瞬間、三人が一瞬固まってしまった。
まずいと思ったのか各々急にすごい速さでしゃべりかけてきた
「じ、迅君!?どうしたのいつも部屋で引きこもっていたのに!お金?足りなくなっちゃった?ほら姉さんのでよければお金あげるよ?」
たしか、記憶通りで行けばこのいまにも1000万ぽいと俺にあげてしまいそうな美少女が今の俺の姉である一ノ瀬 紫苑だ。年は20歳、大学生である。髪はショートカットで銀髪、身長は155cmくらいか?というか目が綺麗すぎる!赤と青のオッドアイなのだ。髪の銀髪と相まってとんでもない美少女が生まれてしまっている。しかも名門大学に進学しており才色兼備というやつらしい。元の世界のアイドルよりかわいいだろこれ。
「迅にい、どうして部屋からおりてきたんだろ。いつもなら部屋にいるはずなのに、というか私たちの姿も見たくないはずだよね。なんかあったのかな」
この子は今の俺の妹の一ノ瀬 優菜だ。年は13歳、中学に通っているらしい。
そしてこの子も銀髪、髪は伸ばしており銀髪ロング。優菜の目は普通かと思いきや赤い目をしていた。まだ幼い感じ抜けておらず、身長も140cmぐらいで髪色や目の色も相まって最高にキュートなロリ吸血鬼がそこにいるかのようだった。いつも降りてこない俺が急にリビングにきて驚いたのかびくびくしておりその眼には恐怖のようなものが映っているように見える。
「迅?ごめんね、ご飯はまだできていないの。こんな母親でごめんなさいね」
そして今世の母だ。名前はたしか、一ノ瀬 冬香。年齢は38歳、とても幸が薄そうな美女である。髪は優菜同様ロングだが、腰の位置まで伸ばしている優菜に対しマイマザーは胸の位置あたりまで伸ばしている。やはり髪色は銀髪だったし目もきれいな赤色だった。とても38歳には見えない美貌をしており元の世界だったら美人アナウンサーとして大成してそうなほどの見た目をしている。いままで俺君に散々な目にあわせられてきたのだろう、卑屈さが言葉の端々からみてとれてしまう。
さっきまでリビングでは笑顔で三人が談笑している声が聞こえてきていた。
しかし俺を見たとたん顔は硬直し目からは恐怖が読み取れる。
いままで俺君にいろんなことをされたのだろう。
俺は三人を見た瞬間、体が急に引っ張られたように口を開け喋っていた。
「おはよう。急なんだけどみんなに話さなくちゃいけないことがあるんだ。
いままで、家族に最悪な態度をとってごめん。これからは家族のことを考えて生活していきたいと思ってる。本当にいままでごめんなさい」
俺が無意識のうちに出した言葉は、三人の思考を吹き飛ばすにあまりある言葉だった。
文章がつたなかったら申し訳ないです
誤字脱字ありましたら指摘していただけると助かります