それぞれの思惑(大学三年生ズ 視点)
投稿頻度などは全く決めてません
書き物初めてです
完全自己満で書いてあるため文章がつたない可能性が非常に高いです
それでも読んで!感想をください!!
アドバイスください!!!良かったら評価もください!モチベになります!
(北条 千鶴視点)
「「「「おかえりなさいませ! 千鶴お嬢様!」」」」
「みなさん、お出迎えありがとう。」
今日は私が通っている大学の入学式に出席してきた。
新たな生徒さんたちが入ってくることは実に喜ばしいことだ。
しかし、例年に比べ今日の入学式は一味も二味も違っていた。
なんと男性がいたのである。
私は今の身分柄、男性を見たことはあるし喋ったことももちろんあるが男性というのは性別だけで自分はえらいと勘違いをしあまつさえ女性に罵詈雑言をぶつけてくる。
私は男性に期待など全くしていないかった。どうせ今日入学してくる男性もいつもと変わらないそう思い込んでしまっていた。
「クリス?私は自分の部屋で勉学に励みます。用事があったら必ず扉をノックして先に要件を話してください。」
「かしこまりました。千鶴お嬢様。」
私は自分の部屋に戻りいつも寝ているベッドに座り今日の出来事を思い出す。
一ノ瀬 迅様.......
あの方は違ったのだ。
一ノ瀬迅様はほかの男性と違い私達との対応は物腰が丁寧でこちらに対し礼儀を払っている。
話している表情も穏やかなものそのものでネガティブな感情が一切ないように見えた。
そしてあのお顔、いくらなんでもかっこよすぎる。
「やっと見つけましたわね。私の旦那様。」
ひかりとアリスのあの感じ......なるほど
ライバルは多いですわね.....
私はもう三年生すこししか一ノ瀬様と大学生活を過ごせない。
こうなったら積極的にアピールしなくちゃいけませんわね!!
あ、コン様の配信が始まりましたね。
とりあえずコン様の配信を見て癒されましょう。
はぁ~コン様も迅様も最高ですね!
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(村雨 光視点)
「はぁ~やってしまったな。」
今、あることでため息が止まらなかった。
そう今日初めて話した一ノ瀬 迅君のことだ。
僕は男性に対し良い印象がない。
僕が知っている男性たちは会社のことを見ていて僕自身を全く見ない男性、女性というだけで見下しあまつさえ手を挙げて(上げて)こようとする男性、女性に対し理解しようとせずただ怖いからと自分の世界に引きこもり外に出てこない男性、僕が知っている男性はだいたいこの三種類に分けられる。
しかし、今日話した一ノ瀬 迅君はどうだった?この三種類どれにも当てはまらない。
まさに女性の理想を体現したかのような男性。
不覚にも僕も初めて喋った時から今まで胸のドキドキが止まらない。
何を話していいのかわからず、ずっと何かあったら教えてあげるなど上から物を言ってしまった。
「まさか僕がこんなことになるとはね.....これは重症だな。」
わかってる。ちずもアリスもほぼ同じ感じだろう。
僕ほど困ってないかもしれないがライバルになる可能性が非常に高い。
「これは作戦を立てる必要があるね....」
作戦を練ろうとしたその時。
あれ?今日は配信無いっていってなかったっけ?
コン君配信してる!とりあえずコン君の配信を見終わったら作戦を練ろうか。
え、耐久配信?作戦は.....明日でいいか。
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(東雲 アリス視点)
「お母様!ただいまだ!」
「あら、アリスおかえりなさい。どうだった?今日は大学の入学式でしょ?」
「将来のパートナーを見つけたのだ!」
「..........!」
「そ、それはほんとアリス?!」
「うん!ずっと一緒にいたいって思っているぞ!」
「あらあらまぁまぁ♡ずっと恋愛に興味がなかったアリスがついに興味を持った男性ね?」
「名前は一ノ瀬 迅だ!多分今日初めて会ったから新入生だと思う!あと、多分だけどちずとひかりも迅のこと狙ってると思うんだよ。」
「北条さんの娘さんと村雨さんのとこの娘さんも??そんなに魅力的な男性なのね.....わかったわ。アリス?どうにかしてその一ノ瀬様を家に招待しなさい?そしたら私がどうにかしてあげるわ。」
「乱暴なことはしちゃだめだぞ?」
「そんなことしないわ?アリスってばすっごい可愛いんだから大丈夫。自信を持ちなさい?それと今日はコン様の配信があるそうよ。あとで一緒に見ましょうね。」
「ほんとか!今日配信ないって言ってたから嬉しいな!とりあえずお風呂入ってくる~!」
東雲家は今日も平和である。
アリス可愛い。




