その後 -3-
「あは、ははははは」
その時には、ちゃんと答えを出そう。後悔しないように、彼女達と面と向かって。
僕が笑って見ているにも関わらず、皆は口論している。
「もう……ッ、頭キた!!」
しばらく続いた口論。それを終わらせるリンの発言に四人は身構えた。
僕はこれを知っている。
この流れ——やっぱり懐かしい。
「いいだろう、受けて立つ」
「全く、変わりませんね」
「ミーシャは負けない」
それぞれ一言。その後、それぞれが戦闘態勢。
僕はただ一言、心の中でロマニさんに謝罪をする。
「——秘剣『斬切ノ舞』」
「——燃やし尽くしなさい『轟炎』!」
「——召喚『水ノ精霊・ウンディーネ』」
「——『|拒絶の盾よ、私を守って《プロスタテ・アスパイダ》』
ドガァァァァァァン、と大きい爆発音を響かせる部屋。爆風で宙に飛ばされる僕。
分かっていながらも避けることはしない。これもまた、皆と一緒にいる上で受け入れていかなければならないことだ。
「——————幸せ、だなぁ」
ただ、今回ばかりは、思い出の一つとして。最初に思ったように、もう一度言っておこう。
——これは惚れさせスキル使いである僕が、超チート級美少女達に求愛されながらも恋慕を解く物語である。
「ちょっとおおおぉぉぉ!?!? 部屋壊さないでねって言ったよねえええぇぇぇ!?!?!?!?!?」
~第一章 完~




