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Blood Tale  作者: 黒兎pon!!
第1幕 紅の勇者と美しい世界編
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少女が目覚める前に…

初めまして、黒兎pon!!と申します!

初めての作品ということで試行錯誤しながらチマチマ書いていこうと思います。

この作品はかなり長くなる予定ですので、ここに来て頂いたみなさん、どうか温かい目で見守ってください!


それでは、拙い作品ではあると思いますが!Blood Tale をお楽しみ下さい!

かつて大きな戦争があった。

戦争を起こしたのはアーテランデ大陸の北部に位置するアルスフィリア帝国と呼ばれる大帝国で、領地拡大を狙っての進軍だった。

元よりアルスフィリア帝国は軍事国家というだけあり、多くの国はなす術もなく滅ぼされていった。

しかし、そんな帝国のやり方を支持できない人たちが革命を起こそうとついに奮起したのだった。

その影響で帝国は荒れ果て、国内外でアルスフィリア帝国を倒そうという動きが活発になっていった。

それでもアルスフィリア帝国は進軍を止めはしなかった…

何故ならアルスフィリア帝国には革命軍や他国の連合軍を相手にしても負けない最終兵器があった。

それは帝国科学班の班長ロゼルト・ラインハイトという男が生み出した魔導器というものだった。

魔導器とは簡単に言えば魔法で動く器具のことを言うのだが、細かく設定をすれば自立した殺戮兵器を作ることもできるのである。

帝国はそんな魔導器に目をつけ、ついに最悪の研究を彼に命じた。

それは人間に魔導器を埋め込んで、忠実なる僕を作り出す研究だった

彼は初めは人徳に反すると言って断ったが、ある少女との出会いが彼を変えたのだった。


その少女の名前はアリス・アミーキティア


かつて帝国の為に尽くした英雄アリスメリア・アミーキティアの娘だった。

帝国はその英雄の血を引く彼女を最強の戦闘兵器に変えろと命じたのだった。

それと同時にもし拒否をしたら彼女はそのまま戦争に連れて行くという脅迫をされて、彼はついに承諾した。


眠る少女に彼はそっと心の中で呟いた。

「必ず君を助けて見せる」


この時、まだ誰も大きな運命の歯車が回り出した事に気づいてはいなかった。





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