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エピローグ

この話で本当に終わりです。

途中からTSものというより、普通の恋愛小説になってしまったのですが、

それはそれでいいかなと思っています。

私の好みの展開になったので。


最後ちょっとエッチな会話も入れてみました。

ちょっとニヤッとする程度ですけどね。

想像していただけるとうれしいかな。


次の作品もすぐにアップします。

よろしくです。

俊樹と智花は結局、家族に恋人になったことを発表することにした。

週末の夕食を終えたときに、俊樹は家族の前で立ち上がって話し出した。


「えーとっ。俺と、智花はちゃんと付き合うことにしたから。

うーん、なんというか、男と女として付き合うことにしたので、宜しくお願いします。


それで・・・

ただ付き合うだけじゃなくって、20歳超えて、智花が戸籍の変更を終えたら、婚約もするつもりだ。

智花の事情を考えると、俺しか相手はいないと思う。

嫁さんにする。」


智花が付け加えるように言う。

「結婚の話は早すぎると思うんですけど、

俊樹の気持ちが嬉しくて、私もその気になってます。

宜しくお願いします。」


「そうなの?

よかったじゃないっ。

それが、自然な流れだものね。

明日はお赤飯を炊かなくっちゃ。」と母親の美園が喜ぶ。



「おおっ、そうか。

それはめでたいっ!

智花ちゃんの両親にも話をしなくっちゃな。」

父親の正樹も嬉しそうだ。



そして、姉のみずほだ。

「やっぱねーっ。

そうなると思ったんだー。

こんな可愛い子、ほかに見つからないもんねー。


って、いうことは、智花ちゃんは私の妹になるわけだから、

これからはもっと仲良くしようね。

お風呂とかいっぱい一緒にはいろっ。」


「はいっ、よろしくお願いします。」



そこで、美園が重大発言をした。


「じゃあ、俊樹。

週に、一回くらいは、智花ちゃんのところに行って泊まってきていいわよっ。

若いんだから、二人きりになりたいでしょ。

ふふふっ♡

週末の夜は仲良く過ごしたら。

10代の恋人なんて素敵。


でも、大学受験控えてるんだから、ほどほどにねっ。

学力落ちたら、すぐ禁止するけどっ。」


とニヤニヤしながら言う。



「えっ、泊まっていいの?


って、何言ってるんだよ。そんな、勉強に影響するようなこと・・・

しないよ。


まあ、泊まっていいなら、泊まってくるかな。」


ちょっと照れたような顔で答える俊樹である。


もう、智花は顔が真っ赤だった。


正樹とみずほは吹き出しそうな顔になっていた。


「まあまあ、仲良くしてくれ。二人きりの時間は大切だ。

勉強も一緒にすればいいっ。

智花ちゃん、正樹が勉強をさぼらないように、宜しくな。」

正樹の正統的なアドバイスは、性的な話になりそうなところを

まともな話に引き戻す。


「はいっ。二人で勉強して、一緒の大学目指します。」

智花も真面目に答える。


「いいなあっ。恋人同士で同じ大学かー。

楽しそうっ。

ふふっ、でも、俊樹浮気できないねっ。」


「浮気なんてしねえよっ。」


「お姉さん、監視よろしくお願いします。」


「智花ちゃん、任せて!」


「おいおい智花!

疑うのかよ。」


「信じてるけど、何があるかわかんないもん。」


「まいったなーっ。」


二人を祝う家族の話は尽きなかった。


智花は思う。

(不安いっぱいで東京に出てきたけど、東京に来てよかった。

まだまだ、いろんなことあるだろうけど、俊樹と俊樹の家族のおかげで、

なんとかやっていけそう。

私は、中途半端な女性だから、これからも努力して、女としての自分を磨かないと。

がんばろうっ。)


俊樹は思う。

(親友を彼女というか、奥さんにしようなんて、まさかの話だよなあ。

でも、俺のこと、ものすごく知ってるんだから、

最高のパートナーだ。

もう、迷わないっ。

ずっと智花と一緒にいたい!)


再会した時の、不安な気持ちが嘘のようにすっきりした二人だった。

若い二人にとっては、信じることができる相手がそばにいると思うだけで

大満足だった。



「じゃあっ、俊樹、今夜は私のところに泊まって。」


「ええっ。今日からかよ。」


「うん。だって・・・(まだ、私たち、この間、ラブホテルでキスをちょっとしただけだし。

物足りない。)」


「わ、わかった。行こう・・・かな。」



そこで、美園が再度爆弾を投下した。


「あらあらっ。今夜は寝られないかもね。

若いんだから、キリが無いかもっ♡

栄養ドリンク持ってく?


ねっ、おとうさんっ♡

おとうさんも若い時そうだったもんね。」



正樹が慌てる。

「いや、俺だって、その気になれば・・・今でも。」



「やだーっ。おとうさん、そんなにギラギラしちゃいやーっ。」

みずほは、いやらしい中年をみるような顔で非難する。


でも、母親の美しさを讃えることは忘れない。


「でも、お母さん綺麗だからなー。できるかもっ。

それに、いい体してるもん。


あっ!

私だけじゃないの。相手がいないの。

うーんっ。

そうだ、今度、私が、智花ちゃんのところに泊まって、

智花ちゃんとイチャつこうかな?」


「もう、何言ってるんだよっ。」呆れるしかない俊樹である。



「俊樹、今夜期待していいのかな・・・♡」

もじもじしながら、訴えるような目で話しかける智花。


「智花まで言うのか?」


と言いながらも、嬉しそうな俊樹だった。


家族の夕方の団欒はまだまだ続きそうだ。




終わり




多くの方にこの作品を読んでいただだき、本当に感謝です。

拙い小説ですが、

単純明快で、起承転結がはっきりしていて、ハッピーエンドなので、読みやすいのではないかと思っています。


商業作品だと、凝った構成にしたり、バッドエンドも求められたり、必ずしも理想的な展開にはいかないものです。

素人小説の存在意義というのを感じるこの頃です。


次回作は、高校生ばかり描いていた私にとって、初めて社会人が主役の作品です。

しかも結婚を意識している男女のお話です。

読んでいただけたら幸いです。


追記 次回作(新作)をアップしました。

タイトルは

「TS女子の恋は諦めから始まる〜TS社会人シリーズ1〜」です。

よろしくお願いします。


大人の恋愛を描くのは初めて(しかもTSものです)なのですが、なんとか書いてみます。

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