表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/41

8 またまたパンチラとドロップ品と2匹の獣

++++2025年6月7日午前10時10分++++


「じゃあ帰るか!」「オウ!」2匹の獣が<ユラユラ>と時空間を越えて畑に戻って来ると・・


<キャア!> 渦の前で【M字開脚】していた女子高生の【パン〇ィ】が、またも丸見えになっていたのだった。


「また・・見たわね!」「君はインリン様か!」そんな低レベルの言い合いが続いたかと思うと・・


「リヤカーに入っている【キラキラしている石】は何?」と女子高生は現実を直視する。


俺は改めて自分の姿を見ると・・暴動鎮圧スーツ、日本刀、エアライフル、十字槍、コンパウンドボウ・・完全にローンアフェンダー(思想を持たないテロリスト)である。


「これは県の重要事項であって、部外者には・・」と誤魔化そうとするが・・


「今話題になっている【渦】とか【行方不明】に関係しているんでしょう?この渦って異世界への入り口なの?モンスターっているの!負けると死んじゃうの?」矢継ぎ早に質問するのは若者の特徴である。


俺は老人らしく・・「ああ。渦は異世界への入り口だった。でも何十匹ものゴブリンが溢れ出て、俺以外の人間は死んでダンジョンに吸収されてのだろう。俺は勝ったから【魔石】や【ドロップアイテム】を入手できた。この世界じゃあ価値はゼロだがね」と、真実を語る。


「・・・・そうなんだ」女子高生は、実感の無い生死を掛けた戦いが本当に有ると知ってか、無口になった。


「事務所で何か?飲んで行くか」俺の誘いに対して「・・やめておく。勝手に入ってゴメンなさい」と言い<スタスタ>と女子高生が器用にお寺の庭を登り、行き姿が見えなくなるまで目で追っていたのだが・・


「ハッ!・・くう~悔やまれる!下から【パン〇ィ】を覗くのだった!」と言う俺に対して、若いジローは・・


「お爺さんになっても若いメスに発情するの?」と、リアルな質問を投げかけるのだった。


<ゴクン> <プハ~> 「戦いの後のエールはうまいぜ!オークの焼肉食え!ジロー」


「豚さんのサガリだけどね。ムシャムシャ」会話が出来るジローを外の犬小屋に住まわせるには抵抗があったので、俺は屋内に住まわせることにしたのだ。


<政府は【人食い渦】の問題を重要視し、対策本部を設置し・・>


テレビを見ながら・・「政府はいつも後手にまわるね」と言うジローだったので・・


「お前は日本語も理解できるのか?」と聞くと・・


「いやだなあ・・お爺さん【言語文字】のスキルはお爺さんにもあるでしょう」と、普通に上から返された。


俺はジローに「あそこは・・本当に異世界だったのかね?古代の地球とか、地底の世界とかでは無かったのかねえ。それにダンジョンって【100層】もあるってラノベでは書いていたけど、1階?地下1階か・・この【黒いタマゴ】みたいなモノが【討伐報酬】ってアナウンスさんは言っていたけど何かな・・」と聞くが・・


「分かんない。ウワ~もう眠くなっちゃった」と言うので、いっしょの部屋で寝たのであった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ