5 中世アーマーが重い60代と快適な暴動鎮圧スーツ
〇暴動鎮圧スーツ 〇ポリカーボネート盾 〇催涙スプレー 〇防刃下着
を購入した。
本当は【中世全身鎧】を着用しようと思ったのだが【自分で着れない】【重い】という情報だったため、60歳でも戦える装備を目指したのだ。
また、古くから大商人の街として栄えた酒樽市だったため【刀剣類】を扱う美術商が多く、許可する教育委員会が入っている場所は【総合支庁】であるため・・
〇大刀 〇脇差 〇十字槍 〇鎧どおし 等の【観賞用】刀剣類を購入したのだった。
<県職員さんが刀剣類って?近いうちにゾンビでも出るんですか>等と質問されてドキッとしたものである。
++++2025年6月7日(土)午前9時+++++
「各々方!討ち入りでゴザル!」独り言・・
「ワン!」と返事するのは無念の死を遂げたポチの忘れ形見【ジロー】である。
「イザ!ジロー氏。母君の無念を晴らさん!」「ワン!」
俺は全身に【防刃下着】を着こみ【暴動鎮圧スーツ】に身を包み・・【アルミリヤカー】を引く・・
「犬がいるので、猿とキジが欲しいところだな・・」等と、無駄口を言うのは不安だからである。
ちなみにリヤカーには
〇天然水ペットボトル2リットル 1箱
〇カロリー・〇イト 10箱
〇鯖の水煮 10(内陸人のソウルフード)
〇日本刀 2本
〇十字槍 1本
〇コンパウンドボウ&矢20本
〇コメタ・オリオン
〇救急セット
〇着替え
・・・が入っている。以前入った時は涼しい感じがしたので、長袖下着も準備したのだ。
「イザ!イザ」と言いながら【渦】に入る2匹の獣!(俺とジロー)
ちなみに畑の渦は、人に見られるとマズイので【折りたたみテント】で上手く隠しているのだ。
「やはり暗いな・・」音も臭いもしない空間ではあるが・・<グルルルル>と、子供でも猟犬であるジローが【何か】に向かって唸る。俺にはそれだけで十分だった・・
<カチッ!> <パア!>っと音がしたか知らんが・・<<グギャア!グギ!>>と言う怪物の悲鳴が聞こえる・・
「本当にゴブリンだ・・」初めて見たファンタジー生き物に一瞬、動きを止めてしまった俺だが、リヤカーに設置した【大容量LED投光器】の光を目掛けて・・
<プシュ!プシュ!プシュ>とエアライフルのペレットを打ち込む・・
「チッ!1発外したか・・」<プシュ プシュ> エアライフルの弾倉には5発しか詰める事が出来ない様法律で決まっているので<カチャ> <カチッ>と、準備していた【予備弾倉】を交換し・・<プシュ!プシュ!プシュ>と更にペレットを打ち込む。