表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/41

37 山岡市の総合支庁でZOOM会議。そしてC国人の賢さを見せつけられる俺!

挿絵(By みてみん)


+++2025年7月14日(火)午前10時++++

「お久しぶりです佐藤さん。平です」と、話す【デジタル画面】に俺は向っていた。


<それでは、私は席を外します>と、言って会議室を出る若い技術職員。


俺は山岡市の総合支庁の小会議室に設置された【ZOOM会議】に参加させられていた。


俺が「今日相沢氏は不在なの?」と質問すると・・「ハイ。相沢企画官はA国で本会議に出席しています」と、答えるのだが・・「企画官?以前は室長じゃあ無かった?」とまた質問で返すと・・「NWO準備室が正式に【独立機関】になったので・・」と言う分からない話をするのだった。


「たしか斜内地区の四川ゲートはTPPとか言う団体?が管理すると言われたのだけど、山岡市の東にある亜蔵布温泉ゲートはNOW?どうなってんの・・」と、聞いた事の無い団体が急に現れては威張るのが面白くないおれだった。


平氏は、文句ばかり言うおれに対して終始温厚な態度で接してくれた。そこは警察幹部のスキルなのだろう。


平氏は・・「それでは、ペーパーに残せないので、口頭で現状を簡単に説明しますね」と言うと・・


〇ラムー(JP国)&ウルティマ(OZ国)

あまり深い付き合いの無い両国は「ワールドツリー(世界樹)」と言う新しい【企画】を出すが、当然大国は面白くない。


〇ユグドラシア(EU連合国)北北欧・GB国周辺

TPP(交易反対派)とNOW(交易推進派)に別れ闘争中

北北欧は感心が薄い。エアライフル会社の株が急上昇中。


〇インディアナ(I国)周辺

異世界ではR&C大国が互いに【氷の中】と判明するも、利権には逆に貪欲になる。


〇ゴンドワナ(AF国)

C国&R国の影響が強いので、実質支配されている。


〇ローデシア(A国)

TPP(交易反対派)とNOW(交易推進派)に別れ闘争中であったが、慎重派の大統領が病に倒れ、女性副大統領が実質支配権を持ち【推進派】が勢いを増す。


〇バーバレラ(CH国)

資源国であり、あまり関心が無い。R国がアプローチしてくるのがうざい。


〇アトランティア(南極)の各国基地

 JP国は「昭和基地」があり、近くにはOZ国の基地もあるので、強力体制は良好。


〇ユーロシア(ウラル以東)

M国・シベリア・キルギスの【黄色人種】が手を組んでR国離れが激しい。


「こんな感じの世界情勢なのです」と、説明したのだった。


「それで【企画官】なのだな・・色々大変ダニ・・A国の顔色を窺いつつ独自の協力体制も作る・・流石は【策士相沢!】」と、本音を言う俺!


「それで平氏は企画補佐?と言うところなのか?」と聞くと・・「よくわかりましたね!警部職は補佐職だと言うことが・・」と変に喜んでいた。


俺がアルトウェルヘン伯と、マルセイユ伯からもらった【青銅の板】や皮鎧を見せると・・


「ハア・・佐藤さんの一人勝ちですね。60億人も居る地球人の中で佐藤さんが世界ランキング1位なんじゃないんですか?」と持ち上げるのだった。


その後、俺は平氏に対して・・

〇異世界では、加工しやすいパワーストーンが宝石扱いされていること。

〇馬が入手困難なので、高く売れること。

〇金・銀・銅の価値が高く、紙幣は国家間の条約でしか交わされないこと。

〇貴族制度が確立しておらず、魔帝国(黒人皇帝)同士の戦争が続き疲弊していること。

などを話して聞かせたが・・


〇異世界が【真の地球】であり、自分達が住んでいる地球は【鏡の世界】である。

〇ダンジョンマスターになり異世界を安全に誰もが行き来できるように出来ること。


などについては話していない。


+++++++++それからどうした+++++++

「已经有一段时间了!」と、言いながらチョウ氏一行が家に来た。


「佐藤大人(ターレン 尊敬語)のおかげで、息子の株も上がっておりますよフフフ」と、上機嫌であり・・「そうそう。お約束の通商手形(翻訳)を持って来ました」と、言いパスポートの様な手帳に金色の漢字が書いてあるものを渡すのだった。

俺が手を伸ばすと・・<<ピクリ>>と、護衛?の男女が反応するのが面白い。


「中は英語なのですね・・」と言う俺にチョウ氏は「中国語と英語が読めるのですか?」と聞くので・・「読めません。私は工業高校卒の底辺公務員ですよ。ダンジョンの【言語文字】スキルのおかげで、異世界で冒険者登録も出来ました」と、言うと・・


「我が国の重鎮の子息を護衛2名が守って、3名でダンジョンに入り【言語文字】を取得したら即撤収する【スキル習得法】が流行っているのです。ハハハ」と言うチョウ氏。


俺は「流石はC国。我が国の様に焦って貿易とか考えず、とにかく出来る事を確実に実行するとは・・案外【大陸国】同士の方が上手く付き合えるのかもしれませんね」と、本音を言うと、護衛も<<ニヤリ>>と男女が反応するのだが、自分を<案外大陸国出身なのではないか?>と思う俺!であった。


<チリン カラン> 「お父さん。コールドのコーヒーお持ちしました」と、言いながら【20歳の褐色少女】がグラスにアイスコーヒーを入れて、持って来てくれた。


俺は<VIPなのだから毒見でもするのでは?>とヒヤリとしたが・・<ゴクゴク>とチョウ氏は平然と飲み干すのだった。


そして・・「私もダンジョンで【毒耐性E】を取得しましてね。これも佐藤さんに情報を共有していただいたオカゲ。ハハハ」と、上機嫌に笑うのだった。


やはりC国人にはかなわない・・



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ