15 貰った大口径エアライフルと護身用CO2ガスピストル、そして初の【異世界散歩】
+++2025年7月12日(土)午後8時30分++++
オセアニアのOZ国にある【シンドイネ】に出来た渦をくぐる2匹の獣・・<ウオオ~ン>と言う体感を感じながらダンジョンに入る。
「シンドイネ?だっけ。熱いと思っていたたけど、涼しかったね!」と言うジロー。
「そう言えば・・OZ国は現在【冬期】になっていたはずだ。」と何十年か前の知識をたどる俺!
「ところで貰った【違法銃器】だけど。日本に持ち込め無いよ?」と真面目なジロー。
「うう・・たしかに・・」と何も考えていない俺!
「あのさあ・・地球にも【ゲート】があるのだから、もしかしたら【異世界へのゲート】もあると思うんだ!」と言う若き賢者!
「お前も気が付いていたのか?確かに【ダンジョン・ウオーカー】のマップには【それらしい】部分が有ったけどねえ・・と、冒険に気乗りしない俺だった。
「違法銃器を持ち込んだら【解雇】だよ!退職金1000万も、公務員共済年金もパア~になるよ・・ね!」と何かを【匂わす】ジローに根負けして・・
「仕方がない・・俺は冒険なんてしたくはないんだが・・1度行って見るか・・」と、最後まで気乗りしない俺だったが・・
「「ダンジョン・ウオーカー!!」」
<ウオオ~ン>と再びなにか【膜】を押しのける様な微妙に嫌な感覚を感じながら・・異世界の【四川ゲート】をくぐる2匹の獣だった。
「森だね・・」「森だな・・」ゲートの周りは【森】だった。
「気温は四川市と同じ位だね」とキョロキョロするジロー。
「ああ、そんな感じだな・・あそこは【平野部】だったはずだが・・間違ったのか?」と同じ様にキョロキョロする俺。
後ろを振り向くと【渦】が存在している。手を入れたり~顔を入れたりしたが、特に渦が消える様子は無かった。
「人が入らない場所の様だから、大口径エアライフル【等】を、ここに隠して行こうじゃあないか!」と安易な俺!
「<クンクン>・・確かに・・動物っぽい臭いがするけど、人間の臭いは全くしないから大丈夫なんじゃない」と同意する賢者ジロー。
<ガサガサ> <ゴソゴソ>と、貰った【大口径エアライフル】【CO2ガスガン】を倒木の下に隠すと、一旦【地球】に帰還するのだった。
++++それからどうした++++
<ザバー~ジャバジャバ~> 「ふ~!やっぱりお家が一番ネエ!」と言う俺。
「お爺さん。シャンプーの泡を飛ばさないでよ!」と怒るジロー。
「2匹の獣は戦場で染みついた血や硝煙の臭いを洗い流すのだった・・」と言う俺!
「何それ?お爺さんらしくなカッコいい表現だね!」と感動を隠せないジロー。
「ラノベは大体読んだので、実家から【ハードボイルド小説】を何冊か持って来て読んでみたのだよ!ジローボーイ!」と、テンガロンハットを指で直す【フリ】をするオレ!
「じゃあ今度は【ウェスタン】の格好をしてハンティングするのも良いかもね!」と冒険者のジローに対して・・
「却下!毒矢が刺さるじゃないか!いくらポーションが有るとは言え・・痛いのは却下!」とあくまでも臆病なお俺!
「明日は異世界に置いて来た銃器を入れる【ガンロッカー】を買いに行くぞ!・・それはそうと、背中を流してくれないかジローボーイ!」と注文の多い俺。
「わかった!人間の【指】って器用にできているね!」ジローは【獣人化】して風呂に入るのが気に入っている様子だ。
+++2025年7月13日(日)午前10時++++
俺とジロー(ワンちゃんモード)は、酒樽市にある「樫の木銃砲店」に来ていた。
<いらっしゃい。エアライフルは使っている?>と、出迎えてくれたのは、同年齢の男性店主。
俺は「新規のガンロッカーが欲しい!」と注文し、海外製の大口径エアライフルに聞いてみた。
<県で取り締まりでもやるの?>と疑問視されながらも、色々教えてくれた。
〇FX インパクト 9ミリ(357口径)エアライフル 5発 スラッグペレット
150FPE
〇ハッサン パイルドライバー 12.7ミリ(50口径) 単発 スラッグペレット
190FPE
〇UMAREX カリバー 12.7ミリ(50口径)単発 威力は同上
〇UMAREX T4E トレーニングCO2ガスピストル 6発 50口径だが、怪我をさせない為に弾丸を大きくしているらしい。海外では護身用に人気
先端が尖っているペレットも有る。
〇コンパウンドボウ 海外で狩猟用として人気がある。実は和弓よりも威力が落ちる。
等である。
結果、中古のガンロッカーは「ゴロゴロしている」そうなので、今後の事も考えて【2つ】
購入したのだった。
+++2025年7月13日(日)午後2時++++
そして・・<ガタン~ゴトン>とリヤカーにガンロッカーを積載し、2匹の獣はゴブリンの
【ヘイト】を完全に避けながら、異世界の四川ゲートを出た。
「こっちも湿気があるなあ・・」「うん。暑いね!」ジローは念のため【ワンちゃんモード】
でゲートを出た。
<ガサガサ>「おっ!あった、あった」と、エアライフルを取り出す俺。
誰が見ているか分からないので・・「ワン!」と鳴く賢いジロー!
<ガチャリ>と鍵を掛けた俺は「さあ帰るか!」と言うも・・
「クウ~ン・・クウ~ン」と、物足りない感じをアピールするジローに根負けし・・
「ちょっとだけよ~」と言いながら、2匹の獣は異世界の森を【適当に】進むのだった。




