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14 繋がっていたオー〇トラリアと、日本販売禁止の大口径エアライフル

+++2025年7月12日(土)午前10時++++


<ブブ~>現在別のパーティーがボス部屋を攻略中です。お待ちください・・


<ピコン>攻略中のパーティーが全滅しました。お入り下さい・・・


「怖い!お爺さん・・今入るの?」と言う主人公?のジローが言う。


「そうだ!まったく何件目の【全滅】なのだ。朝の3時からず~~っと待たされて、こちとら腹が立つってもんだ!」と機嫌が悪いおれだった。


先日のダンジョンから女子高生を救出した関係で・・【ダンジョンから無事生還!】のニュースが連日放送されており、ボス部屋にチャレンジする者が多くなった様子なのだ。


「銃器がダンジョンで使えない話や、4名以上のパーティーだと魔物も強くなる話は伝わっていないのかな?」と首をかしげるジローだった。


「まあ‥俺達2匹の獣は、世間に構わず【レベル上げ】と行こうか!」と、俺は高齢者らしく【最短距離】で正解の道を進むのだ。



<パシュ タン!> と、エアライフルの弾丸は着実にゴブリンの脳天を捉える。


<ピコン!>ボス部屋を攻略しました・・報酬は【10000Dポイント】【解呪ポーション2本】【短剣1本】【魔石C 1個】【魔石D 10個】【魔石 E20個】です。


「あ!僕のポイントが貯まったから【獣人化】が使えるよ!」と言うジローが見えない画面をタップすると・・<パア!>と光に包まれて・・・


「どう?僕の姿が人間に変わった?」と言うジローだったが・・二本足で立つイングリッシュポインターが【そこ】に居た。


<ハッ>とした顔のジローが・・「クンクン~誰か人間の匂いがするよ・・生きているみたい!」と言い俺を見るので・・「ダンジョン・ウオーカーを使って、2人で向かおう」と、決めたのだった。


<ウ~ン> ボロボロの服を着た20代位の【白人男性】が、ボス部屋から大分離れた【迷宮】に倒れていたのだ。


「大丈夫か?」俺が声を掛けると、若者は虚ろな目で俺を見た・・


「服に緑色の粘液が付いている・・毒矢だな!」俺はリヤカーから【解毒ポーション】を1本取り出して、若者の口にそそぐ・・


「若い女性だったら迷わず【口移し】なのだが・・ヒゲを生やした兄ちゃんにはチョットなあ・・オレの息子と年も近いし・・」と言うと、ジローが最近覚えた【ジト目】で俺を見る。


「ウ・・ここは?【シンドイネ(シドニー)】に戻って来たのか?」と言う若者に俺は「ここは日本のY県だ。攻略に来たパーティーはどうした?」と聞くと・・


「助けてくれたんですね。ありがとう・・ゴホ!ゴホ!苦い・・」と意識が戻って来た様子。


「僕はジャック・ダニエルです【シンドイネ】の鉱山近くで、銃砲店を経営しています。10名の仲間と共にゲートからダンジョンに挑んだのですが・・ゴブリンが100匹以上も一斉に飛び掛かって来て・・・自分が逃げる事しか出来なくて・・ウウッ!」と嗚咽を漏らすのだった。


「シンドイネ?(シドニー)アメリゴ国?(アメリカ)」と言うとジローが・・「OZ国の、西側の都市だよ」と冷静に返す。


ダンジョン・ウオーカーのスキルが有れば、3人でシンドイネのゲートまで連れて行けると思い、俺とジローで若者に肩を貸し【リヤカー】に載せる。


スキル(ダンジョン・ウオーカー)は、第三者には適用外のため、3人で【徒歩】で出口に向かうしか方法が無かった。


++++それからどうした++++


「うわ!眩しい・・」と言うジローは【獣人化】を解除するも、つい【言葉】を話してしまう。


俺はと言うと・・「ビバ・アメリカ!」「ハロー!ハロー」完全に【御上りさん】になっていた。


「ゲートの出口には軍用トラックが駐車されており、迷彩服を着た男女が数人慌ただしくテント張りを行っていたのだった。


ゲートから出て来た【東洋人の高齢者】と【犬】を見て白人男女らは、銃を構えて警戒した。


やがてリヤカーに乗った若者に気が付いて・・「ジャック!」「みんなはどうした?」と、数名の白人男女が駆け寄って来てダニエル君を心配そうに見ている。


ダニエル君は・・「仲間の9名は・・ゴブリンジェネラルに・・クウッ・・」と言って両手で顔を覆うのだった。


<ブロロロ~>と言う燃費の良くない音がする車で、俺とジローとダニエル君は自宅まで送ってもらうことになった。


「助けていただいてありがとう。ここはダニエルの銃砲店です。客間で休んでいて下さい」と案内されたので、俺とジローはソファアに横になり、熟睡してしまうのだった。


<あのう・・>と言う男性の声で目を覚ました俺とジローに、先ほどのダニエル君が言う・・


「仲間の仇を討っていただけませんか!」と。


俺は即座に・・「すまない。俺は日本のY県のしがない公務員なのだ。年齢も60歳だし、無理は出来ない。正直言って君の仲間の顔も知らないし・・」と断る。


「わかりました・・ではせめてものお礼に【これ】を受け取って下さい」と言い、新品のエアライフルを手渡す。


俺は「これは北欧製のFX?これなら日本でも買えるので、別に何もいらないよ!」と【いうと、ダニエル君は【ニヤリ】として告げる・・


「日本では販売されていない【9ミリ】【45口径】それに【50口径】のエアライフルもありますよ!」と。


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