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10 閉じたゲートと、消えた女子高生と、残されたお爺さん

+++2025年7月3日(火)午後3時++++

「今日の夕方のレベル上げに行くか!ジロー氏」


「うん。もう少しで【獣人化】のスキルが得られそうなんだ!」


最近は天気も良く、斜内地方は海が近いせいか雲が少ない【青空】であった。


6月中は県議会が忙しいせいなのか、副知事の冷やかしも無かった。


「あいつ・・・どこかで俺の行動を見ているのではないか?」と思う位にタイミング良く


「変わったことは無いかね!今や世界中が【謎のゲート】の事で話題になっていてね。当県でも行方不明者が多発し、謎の渦が出ただの消えただの、県への問い合わせが多いのだ」と言う話だった。


俺は【日課】になっていた【ステータス】を確認する・・


****ステータス****

種族:ヒューマン

年齢:62歳

LVレベル:98(一般成人15)

アビリティレベル:【魔銃 A】【槍術 A】【体術 C】

MP(魔力):15(一般成人15) ※生活魔法取得可

HP(体力):60(一般成人15)

AGI(回避):52(一般成人15)

STR(攻撃力):55(一般成人15)

VIT(耐性):50(一般成人15)

INT(知性、並列思考):33(一般成人15)

MNP(精神力):65(一般成人15)

状態:回復済み

スキル:【言語文字】【ダンジョンゲスト】

称号【ダンジョン踏破者C】

ギフト【長寿翁の加護 D】


****表示終わり****


****ステータス****

種族: 神獣

年齢:3歳

LVレベル:111(一般成人15)

アビリティレベル:【爪術 D】【牙術 D】

MP(魔力):15(一般成人15) 

HP(体力):86(一般成人15)

AGI(回避):74(一般成人15)

STR(攻撃力):71(一般成人15)

VIT(耐性):69(一般成人15)

INT(知性、並列思考):65(一般成人15)

MNP(精神力):78(一般成人15)

状態:回復

スキル:【言語文字】【鑑定】【ダンジョンウォーカー】

称号【ダンジョン踏破者C】

ギフト【獣神の加護C】

***表示終わり****

「ううう・・ジローの方が上だなんて・・しかも【62歳】って何だよ!知性が犬に負けているなんて納得できん!責任者出て来いヤー!」と復元になる俺だった。


<ピンポーン♪>と居宅の方のチャイムが鳴ったので、俺は<ガラガラ>と、事務所のサッシ引き戸を開けると・・・


<本当にゲートなんて有るのYO!> <異世界ってチョロいデショ!> 等と喋りながら、【ブレザー制服】を雑に着た高校生4名が居り、内一人は裏の【寺の子】だった。


「あれ?大江さんじゃあないか。学校抜け出したのかい」と声を掛けると・・


「今日は期末テストなので早く終わった。畑にあるの【ゲート】なんだよね。私達にも使わせてくんない?」と、今時の子にしては丁寧な申し出だったが・・


「ニュース見ているだろう。世界中で大勢の人が行方不明になっているんだ。高校生4人が入ったら一発で【毒矢】にやられるだけだ。ワシのかわいいポチも死んだのだ」と言い、俺は庭の角に建てた【ポチの墓】を指さした。


<ヒャッハー!そんなの当たらないZ!> <俺達は国体候補生だからね!> 等と本気にはしていなかった。


女子高生は「ネットでポリカーボネート盾を買ったから大丈夫だよ。ゴブリン?っだけ。腰までの身長なんでしょう?こん棒で殴れば死ぬんでしょう」と、ころまた甘い見通しだったので・・


「あのなあ・・県の秘密事項だから、誰にも言うなよ。世界中で謎のゲートが出現してから、各国の軍隊やら傭兵会社やらが挑戦したが【誰も帰らず】だってよ!その後ゲートは閉じたそうだ。日本でも【戦闘系の公務員】が入ったが・・とにかく危険だから許可出来ない。俺がココに常駐しているのは【墓守り爺さん】としてなのだ(うそ)!」と説明したのだった。


「分かった・・【今日は】帰るよ・・あ!ダンジョンで鍛えれば身体能力が向上するんだよね?」と、食い下がるので・・「どうかな・・死んだらスキルもアビリティも何の意味も無いのだからな!変な気を起こすなよ」と、念を押したのだが・・・


翌日・・「佐藤さん!娘をみませんでしたか。部活の男子部員の3名も家に帰って居ないのだそうです・・」と、住職夫妻が心配そうに事務所に顔を出したのだった。


俺は慰めて返し・・裏の畑の【渦】を手を触れると・・<ブブ~!現在他のパーティが攻略中です。お待ちください>と言うアナウンスが聞こえたのだった。


<ウ~ン>ダンジョンで腕力が鍛えられた俺でも、見えない壁が侵入を許してはくれなかった・・「お爺さんどうする!」と女子高生に懐いているジローも心配そうだ。


そんな時・・・<プルルル>と【公用ガラケー】に着信が入る・・「誰だ!こんな忙しいところに!」と、イラついた俺が電話に出ると・・


「お困りの様だね。我がライバル君!」と言う副知事の声がしたのだった。


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