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メイド様のお仕事説明会 2

 「それでは仕事の説明をする、簡単に言えばダンジョンの何でも屋だ、」


 何でも屋、、あんまりピンとこないな

 「例えばダンジョンでよくある失踪届やダンジョン攻略 護衛 素材集めなどだ、」


 あぁ本当に何でも屋ってわけか


 「効率よく行うため、仕事には度合いによるが基本ツーマンセルで動いてもらう、そしてツーマンセルのメンバーだがこちらで決めさせてもらった、理由は個人の実力の度合いを勝手に決めて力関係を同じくらいにした2ページ目にそれが書いてるから、しっかり見るように」


 ツーマンセル、私のペアは誰かな、シャーロットあたりがいいけど、、


 マジか、。私のペアはルナ・スミスだった、


 ルナ・スミス 見た感じ性格は短気、そして何より見た目が怖い、ツリメ、ギザ歯、赤色のロングの髪


 メイド服、、、あ、メイド服はいいのか


 「マナか、よろしくな相棒」ルナは私の肩に手を置く、


 早い早い、距離の詰め方が早い!あれ?けどかなり有効的だ


 「はい、よろしくお願いします」


 他諸々も意外と親しくなっており、チーム決めには全員納得しているようだ


 「それじゃあ君たちに聞く、魔物と戦った経験がある人物はいるか?いたら挙手しろ」


 私はそんなのないので手を上げない、ライリー、ルナ、オリビア、リアが挙手をする


 え!?リア!?もしかしてゴリゴリの戦闘系なのか?


 「ふむ、予想通りだな、この4人は前衛とする残りはサポートとして後衛や援護に回れ、と言っても今後の活躍によってまたチームも変えていく、今回のチームはテストプレイと思ってくれていい、どんどんと変えていく方針なのでよろしく」

 

 そしてロイはどんどんと説明していった


 「と、方針はこんな感じだ、依頼は冒険者のクランのリーダーもしくはパーティリーダーからのみにする、受付はマナ、君に頼みたい」


 え!?私に振ってくるの!?

 「君は副業として素材の鑑定士をしていたらしいじゃないか、君の主人には目利きがいい優秀な人材と聞いている、依頼による報酬額、リスクとリターンの割合などを決めるのは君が適任だろう」


 確かに、、、まあ拒否権はないだろう、

 「仰せのままに、」

 

 「さて、他のメンバーの割り振りだが、、、」


 そして1時間後 説明会は終わった


 「さて、これで終わりだが最後にプレゼントがある、君達の主人からの贈り物だ」


 ロイが手を叩くと扉が開かれ8人の執事達がとてとデカいケースを待ち私達姉妹の前に立つ


 「ダンジョンに潜るんだ、無論武器は必要だろう?我々が厳選したものだ遠慮なく受け取るといい」


 、、てあれ?カラオ執事長!?私の屋敷の一番偉い執事長、、つまり上司だ


 他の人は知らないけどみた感じペコペコしてるしみんなの上司みたいだ


 カラオさんがケースを私に渡す、それを私は丁寧に受け取った


 「マナ、旦那様からこれも渡せと手紙を預かりました、それと私から一言、好きなようにやりなさい」


 そして私は手紙とケースを受け取る、、おっも


 「開けていいですよ、」カラオさんが笑う


 私はまず手紙を開ける

 「いっぱい稼ぐんだよ!私のためにね!」 


 燃やしてやろうかこの手紙


 そしてケースを開いた、ケースの中は背中に装着できるホルダーがついた二丁のライフルと拳銃が一つ、そして短刀だった


 元々いろんな商品の鑑定をしていたから分かる。高級品、いやそれ以上の、、億はくだらないような武器だ


 「はは、どんだけ私に期待してんだよ」


 「こらマナ、素がでてますよ、私は結構好きですが、控えなさい」


 「すみません、、」

 怒られた、、私の悪い癖だ、たまに心の声が普通に口から出る


 私は腰にライフルを装着し、拳銃と短刀を腰につける


 「似合ってます?」「馬子にも衣装と言った感じですね」


 褒めてるのか貶してるのかわからない言葉ですね


 「あの少しいいですか〜?」

 オリビアがロイに質問する

 「なんだオリビア」


 「武器はすっごいのがわかったんですけど防具とかはないんですか?」


 「何を言ってる、もうつけてるだろう、ほら」


 ロイがメイド服を指さす

 あれ?もしかして、今日感じた異常なほどの軽さ、


 「これもしかして防具?」

 私がそう一言ボソッという


 ロイはここぞとばかりにメガネをクイッとあげる、、うっざ


 「そうだ、安心しろ我々が金をかけた8着しかない最強の防具だ、それを着て戦う、なんかかっこいいだろ!」


 こいつらやっぱり馬鹿だろ!な〜にが8人の天才だよバーカバーカ!




 そしてまたもう一回ロイがメガネをクイッとウッザ!


 「クラン名は「エイド」メンバーは少数精鋭の8人のメイドつまり君たちだ、活動は1週間後からする!安心しろ!金をかけて宣伝はしておいた!来週から忙しくなるぞ!住所はこの屋敷から少し離れた所だ地図はソフィアに渡している!それでは諸君!精一杯稼いでくれたまえ」


 うわぁ、、本当に始まるのか、なんか不安になってきたな、


 ライリーが手を挙げて質問する

 「ロイ様、何故一週間後なのですか?」


 ロイは真顔になる

 「戦闘経験ない子もいるからな、だから一週間地獄の訓練をする、仕事はそれからだ、指南の相手はSランクパーティ黒の英雄の4人だ」


 はぁ?黒の英雄?私でも知ってる鬼強パーティ、、というか前地獄グマを買い取った常連さんじゃん、てかSランクパーティを一週間指南役ねぇ、金またかけてるなぁ、投資しすぎじゃん、、


 一週間地獄の訓練、、

 えぇーやだなぁ、、やだなぁ!!


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