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とっても短いエッセイ集  作者: 七宝


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人に「キモい」って言っちゃダメなの?

小学6年生の頃、友達に「キモ!!」と言って先生に怒られたことがあります。100%理不尽でした。今でも納得いってません。


それは給食での出来事でした。

6人ずつ机をくっつけて、ナフキンを敷いて、その上にご飯を並べるのですが、その日のおかずは鶏の照り焼きでした。

鶏の照り焼きは我が校の給食ではラオウのような存在で、他を寄せつけぬ圧倒的な闘気を放っていました。


おかずを運んできた入れ物の中にかなりの量の汁が残っているので、飲みたい人やご飯にかけたい人は追加でお皿に取ってくるという文化がありました。


友達も汁が好きなようで、皿にいっぱい汲んできました。

で、その友達⋯⋯


皮だけ残して、その皮を汁に浸して、口の中に入れてぢゅううううって吸って、また浸して、吸って、浸して、吸ってってやってたんです。


それに対し私が「( ◉Д◉)キモッ!」って言ったら、近くで食べていた担任が反応して、「おいコラてめぇ七宝コラ、相手の気持ち考えたことあんのかコラ。キモいなんて人に言っちゃダメって教わらんかったかコラ。人を傷つけるなコラ」って感じのことを言われたんです。


いやキモいだろ!!!!


真ん前でずっとそれやられてみろよ!!


ずっと見せられてみろよ!!!!


音聞かされてみろよ!!!!!


誰がどう見てもキモいわ!!!!!!


って今だったら言うんですけど、小学6年生って先生に楯突けないんですよ。特にその時の担任は学校で1番怖い、顔の赤い巨人の先生だったので、余計に言えなかったんです。


あと、友達同士でキモいことをキモいと言うのは多くの場合は問題ないのではないでしょうか。なんならあの子はツッコミ待ちでやってたって言ってましたし。

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