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とっても短いエッセイ集  作者: 七宝


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この前7万円の靴を売った

タイトルの通り、先日(本人曰く)定価7万円の靴を売った。

これは貰い物で、その人が何年も前に買ったのだが、サイズが合わなかったというものだった。

靴を持って、口コミが良かった買取大吉というお店に行ってきた。


劣化しすぎていたので門前払いされたらどうしようと思って臨んだのだがそんなことはなく、非常に丁寧に対応して貰えた。


入店すると先客がいて、少しお待ちくださいと男性店員がお菓子とお茶を出してくれた。

その内容が嬉しかった。

名古屋民のソウルお土産の「なごやん」に、愛知県民全員が大好きなエビせんべい「ゆかり」、そして、お〜いお茶のミニボトルだった。


しばらくするとお店の人がやってきて、靴を鑑定すると言って奥へ引っ込んだ。

裏からシャッター音が何度か聞こえ、緊張が高まる。


数分後、申し訳なさそうな顔をして男性が戻ってきて、小さな声で「すいません⋯⋯これだと、50円⋯⋯」と聞こえたので「50円ですか⋯⋯」と言ったら、「いや、5000円です」と返ってきて「えええ!」となって成約となった。


あんな劣化した状態でも5000円の値がつくとは、さすがブランド品⋯⋯


取引が成立した客はお土産が貰えるとの事だったので、私はキッチンペーパーをもらってきた。素晴らしい。

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― 新着の感想 ―
 保存状態がよければ、もっと?!  てか、自分で履く気はなかったのね。
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