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とっても短いエッセイ集  作者: 七宝


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シャベチン

大学生の頃バイトしていた店に、吉本の養成学校を出たという人がいた。

その人の話は毎回面白かった。どれくらい面白かったかというと、私とタメを張るほどだった。そのせいか、我々は非常に気が合った。


ある日、いつものようにその人(次から先輩って呼ぼ)と談笑していると、ふと変な臭いがした。


チンポだ。


直感でそう思った。


目線を下にやってみる。

ちゃんとズボンを履いている。


ではなぜこんなにチンポ臭いのか。

私が考えている間も先輩は喋り続けていた。どれだけ忙しくても仕事を完璧にこなし、されどもおふざけの心は捨てないという、仕事も笑いも完璧な人間だった。


そんな先輩が、顔のついたチンポかと思ってしまうほど、チンポ臭を漂わせている。


なんなら声もチンポだった。


チンポが服着て喋ってる。シャベチンだ。

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― 新着の感想 ―
 まさかその人の名前は亀頭(きとう)さん?  まあ、冗談ですけど芸人志望だったんならそんな名乗りもありそうです。  因みに実在する名前らしいです。
 オスからの性的アピールだったのでは?  ねらわれてましたよ、性的に。
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