表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とっても短いエッセイ集  作者: 七宝


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

192/279

不審者

 小学5年生くらいの頃の話。

 いつものように通学団で下校して、みんなと別れたところで変な人を見つけた。


 家の駐車場の前で30代くらいの知らない男が寝転がっているのだ。家に入るには必ず通らなければならない道なのに、それを塞ぐように寝転がっている。


「死んでますか」


 そう声をかけると、男はこちらを睨みつけ「死んでるよ」と言い放った。


 やば。と思った。


 家に親がいるので連絡すれば車を発進させて男を轢死させてくれるだろうが、その頃の私はまだ携帯電話を持っていなかった。


 なので、その日は近くの同級生のN君の家に行って時間を潰して、それから帰った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
まさに不審者… 七宝さま襲われなくてよかったですよ 戸建てにいた頃,駐車場の隅に人がひそんでいて驚いたことはあったけど…あれは近所の認知症のかただったからノーカンなのよね(このかたの家に連れて帰るの…
「死んでますか?」て、なんやねんw で、いったい、そいつはナニモンやったんやろね? 意外と大きなネコだったり?(はい?)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ