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とっても短いエッセイ集  作者: 七宝


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酔っ払いVS酔っ払い

とある酔っ払いが起こした事件を×2したらどうなるかを脳内でシミュレーションしてみました。

過去の犯罪を語るエッセイ、多分私の中では初ですね。リアルタイムでは何回かやってますけど。



公園の西側から千鳥足の男性が現れる。なにやら叫んでいる。怒っているのだろうか。


同時刻、東側から同じようにフラフラした男が現れる。


公園の端と端。

両者の目が合う。


と、服を脱ぎ始めた。

2人とも芝生の上に「服など」を置くと、その場にしゃがみ込んだ。


ぐるん。


コテン。


ぐるん。


コテン。


公園の中心に向かって前転で移動し始める2人。

やがて、2人は衝突した。


「なんだお前、酔っ払いか?」

「お前こそなんだ、裸で」

「裸だったら何が悪い!」

「それはこっちのセリフだ!」

「なんだとォ?」

「やんのかコラ!」


掴み合いの喧嘩に発展。


2人の声を聞いた近隣の民が警察に通報。


駆けつけた警察官6人に事情を聞かれるも、要領を得ない2人。


やがて言い合いになり、2人は同じ名前を叫んだ。共通の友人だろうか。


話が通じないと判断した警官6人は2人を保護シートで包み、警察署へ移送した。



って感じになるかな! 1人バージョンの方が面白いねこりゃ! 私の力不足もあるかもだけど!

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― 新着の感想 ―
これ、草薙×2てこと?
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