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オーレンドルフ立志伝  作者: オガ
軍人編
18/21

俺の守り方

 ペトラと結婚した、前の時間軸でも夫婦になっていたがやはり結婚は一度経験していても特別感がある。


 さて、結婚したと言うことは俺もそろそろ持ち家が必要となって来たということだ。

 確かにシビィクに言われた通り参謀に就任したため給料が上がっだがそれよりも金銭的な助けになったのは、ルドルフから貰った政権交代の成功報酬が大きかった。

 しかし少しは貰うのに躊躇いが無かったわけではない、なんせ5年は遊んで暮らせるほどの大金だ。

 だが貰っておいて使わないというのも違うだろう、ということでこのあまり清くないお金は俺とペトラのマイホームの糧になってもらおう!

 こうして俺は弱冠23歳にして妻と家を持つことになった。



 こうして俺の守るものが増えている頃の世界情勢はと言うと。

 極東のヒノモト国が大陸で戦端を開いたそうだが、国際的な批判が相変わらず酷いらしい。

 他には南のトリコローレ国が第二次アディスピア侵攻を開始したらしい、以前の第一次アディスピア侵攻では失敗したが流石にもう失敗はしないだろう。

 そして我が同盟国のドライ帝国は非武装地帯への進駐をを検討しておりさらに、同じ民族の国のハドラー国と合併やチェコス国の一部地域の割譲などにむけて軍備増強などを勧めているらしい。


 その後ドライ帝国からポランド共和国へ今後の動きについて打診があった、ルドルフに聞いた話によると。

 我が国はドライ帝国がブリカース連合王国との戦争中に背中をコルン連邦に脅かされないろうにして欲しいらしい。

 具体的な内容は、まずはコルン連邦に対抗できる国力を付けるために他国へと侵攻をしろというらしい…

 俺がその話を聞き暗い顔をしてるとルドルフが言った。

「オーレンドルフ君、確かに今ここで他国に侵攻するのは貴方の考えてる恒久平和ではないかもしれない。

 ですがこの時代弱い国は強い国の言いなりに成るしかありません、それを回避するためには必要なことなんです!

 奪われないためには奪うしかないんです!!」


 確かに前の時間軸ではポランド共和国は他国に侵攻なんて最後までしてなかった、侵攻をしていたら何が変わったのだろうか?

 確かに他から奪えば自分が奪われる事は無いかもしれない、だがそれでいいのか?

 自分の為だけに名も知らない罪のない人々を襲っていいのか?

「オーレンドルフ君、酷い事を聞きます。

 貴方は名前も顔も知らない人間と貴方の家族どちらが大事ですか?」

「…………」


 

 確かに俺には守らなくては行けないものがある、それを守るためなら俺は何でもやってやる! 

 

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