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オーレンドルフ立志伝  作者: オガ
士官学校編
11/21

第二学年

夜間哨戒歩行訓練が終わり四学年がいなくなった、それと同じくして俺達は遂に人権を確保した、こうして鬼達が居なくなり士官学校が完全な地獄ではなくなった。


 最近ルドルフの星好きが加速している、以前も暇さえあれば夜空で星を眺めていたがこの頃は度を超えたことも目に付く、なんと士官学校を辞めると言っているのだせっかく人権を獲たのに今更になって辞めるのかと問い詰めても。

「星が言っているんだよ、ここを辞めドライ帝国の次期首相に取り入れって」と言い聞きもしない。

 数日後ルドルフはポランド共和国士官学校を辞しドライ帝国へと旅立っていった。

 その後特になんてこと無く一学年全期が終了し俺は二学年になった。


 二学年になって一番変わったのは、俺にとって初の部下ができたことだ、名はカルロス・マークだとてもガタイが良くこの一年で俺の体は少しはたくましくなったがそれよりも遥かにデカく厚い、何食ったらこんなにもデカくなるのか俺にも少し分けてほしい。ちなみに俺の身長は173センチで俺が低いわけではない、もう一度言うが俺が低いわけではない!!

 二学年になって一ヶ月ほど経つと希望配属部隊調査が来るこれは一般歩兵部隊、機動部隊、航空部隊、後方火力支援部隊の四つから選ぶのだがどうしようか?一般歩兵部隊は何か地味だな、機動部隊は戦車やトラックなどを運用を主にする部隊だ、これ良くねだって前大戦では戦車が大活躍したしこれからは前大戦の時代だろ、航空部隊は偵察程度しか出来ないしあり得ない、後方火力支援部隊は安全そうで大変魅力的だかやはり華がないな、やっぱり機動部隊にしよう!


 甘かった、精密機器を扱う更には兵器も高価なため演習などほとんど無く連日弾道計算や戦車や装甲車の燃料計算の座学に継ぐ座学だった、元来算術や物理が苦手なためいつか本当に頭が爆発するんじゃないかと思ったほどだ、こうして一学年と比べ生活面で体力や精神的な余裕が出てきたが、また別の所から悩みのタネが出てきた。

 

そういえば、この前ドライ帝国で新たな首相が就任した、この人物こそ前の世界で俺達を死に追いやったカル・ペールその人だ、前の時間軸ではこいつが突然コルン連邦と条約を結びポランド共和国へと攻めてきたのだ、今回はそんなことは絶対させない、俺が守るんだ!この国を家族をそしてペトラを。


 世界情勢が段々と変わってくるなか突然家の父さんから急ぎの電報が来た。






 

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