最初の友達は猿だった7
短いです。すみません。
「ギギギ(くそっ!!)
「ははは!ここまで成長しているとはさすがだなヒロキ
じゃあ次は俺とやろうか」
雰囲気を一変させたアオジさんは体からとてつもない魔力が放ち
こちらへゆっくりと歩いてきた
そしてアオジさんが視界から消えた。
「くっ!」
すぐさま俺は全魔力を腕に集めクロスしてガードした
そのまま後方に吹き飛ばされ数十本の木々をなぎ倒しながら
数十メートル吹き飛ばされた。
視界がチカチカする中
直感が危険を感じすぐさま横に大きく回避
そこには手刀を振り下ろしたアオジさんがいた。
「初撃をガードしてこれまで避けるか。。。
良くここまで成長したなヒロキ」
いや性格変わりすぎじゃね?
「さて行くぞヒロキ」
そこからはもうそれこそ鬼神ならぬ猿神かのごとく
攻撃が繰り返され
それを直感と身体強化、超感覚を駆使して
避けてはガードを繰り広げて
それはもう防戦一方だった
ついにガードも回避も間に合わず
アオジさんの拳が俺の右頬にクリーヒットし
俺は吹き飛ばされ大きな岩に激突し蜘蛛の巣上のひび割れを
発生させた。
俺の魔力は尽きかけ、とてつもない威力のアオジさんの
攻撃に体中ボロボロ
骨折なんか数十か所はしてる
それでもなぜか降参だけはしたくなかった
アオジさんは手加減をしているからだ。
「がはっ!!」
口から赤黒い血を吐き出し、俺の見る景色はグルンぐるん回っている
体は満身創痍だがなぜか頭だけはすっきりしていた。
異世界に転生してからずっと求め続けた強さに対しての
自分の弱さへのいらだち、前世から感じ続けていた焦燥
弱いものは自分の手に入れたいものは何一つ
手に入れられず、何も守れず、何も選べない
その思いは俺の中で憤怒に変わっていった
(もう俺はあんなみじめな思いだけはしたくない)
極限の状態の中で静かに全身を駆け巡る憤怒の
感情が限界を突破した
”称号 憤怒が解放されました ”
その脳内アナウンスが流れた後
体の奥底からとてつもない力の奔流が
起こり満身創痍だった体は超速で回復した
素の体の変化になぜか違和感を感じるどころか
懐かしさを感じた。
「第二ラウンドです」




